救馬渓観音

約1300年の歴史を持つ開運厄除霊場で、修験道の開祖、役の行者により開山されたと伝わる。鎌倉時代の有名な仏師、快慶の作とされる馬頭観世音菩薩を本尊とし、午年の旧暦初午日(12年間に1日)のみ開帳される。熊野本宮への参拝道である山間部を通る中辺路と、海岸線を通る大辺路の分岐点に位置することから、古くから熊野本宮への道中の安全を祈願した寺としても知られる。春の桜、初夏のあじさい、秋は紅葉の美しいスポットとして、今なお参拝する人は後を絶たない。
営業時間
拝観時間 終日