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SHIN 音楽甘党遊戯

【Report】ラグジュアリーな雰囲気の中で味わう「オーケストラのようなアフタヌーンティー」

隔週連載

第13回

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アーティストのSHINさんがさまざまなスイーツを味わい、探求していく連載企画「音楽甘党遊戯」。

スイーツ好きのSHINさんがいろんなカフェや喫茶店を訪れ、新しい「おいしさ」に出会います。今回は、一体どんな言葉でスイーツのおいしさを伝えてくださるのでしょうか。

連載開始以来、純喫茶やレトロなカフェ、和を感じられるカフェなど、さまざまな場所を訪れたSHINさん。今回訪れたのは、品川駅からすぐのところにある「品川プリンスホテル」です。
ここでいただくのは同ホテルで開催中の冬のアフタヌーンティーコース!

アフタヌーンティーは、「どんなものなんだろうと思って一度、男友達と来たことがあります。なかなか男性は来ないですよね」とのこと。
いつぶりになるかわからないアフタヌーンティーに、すでにワクワクの様子です!

まずいただくのはセイボリー。
すでに見た目がとても華やかです。SHINさんも思わず「かわいい!」とつぶやきます。
「どれから食べようかな?」と迷った結果、まずは「白レバーのスフェール クランベリーと無花果」から。
飲み物は最近好きだというスパークリングウォーターと。

一口ほおばった瞬間「うま!」と一言。「幸せだあ」と満面の笑みです。「クランベリーの味わいがありますね。すごい」。
白レバーとクランベリー、無花果という、一見想像がつきにくい組み合わせではありますが、それが複雑なおいしさを作り出してくれているようです。

そして気になっていたという鮮やかなポタージュ。こちらは「ビーツのポタージュ」です。
初めて味わうビーツに考え込むSHINさん。「今まで食べたことがない味ですね。でも、どこかで味わったことがあるような気もします」と初めましてのビーツをじっくりといただきます。
お味については、「うまい!」と力強く。
「でも、それぞれの素材が引き立て合っていて、食べるとどの食材を使っているのか、ということがちゃんとわかりますね」

「フェイクリーフ」は型に生地を流し込んで焼いているのだそう。色はビーツが使われています。見た目もとってもキュート!
一口いただいたSHINさんは「これのお菓子欲しい」と言ってしまうほどおいしかったようです。

そして「T9 ミニバーガー」。ミニですが、パテもしっかり。
こちらのアフタヌーンティーでは、一気にお料理やスイーツが出てくるわけではなく、コースの形式で順に出してくださいます。なので、ミニバーガーも温かい状態で食べられるという嬉しいポイントが!
「これはファンの方も好きそう」と言いながらSHINさんもバーガーにガブリ!
「ん、肉! ジューシーですね。海外で食べるバーガーっぽいです。このサイズ感は女性も嬉しいでしょうね」と食べる手が止まりません。

そんな中、話題はデートでのハンバーガーについて。「女性はかぶりつく姿を見られるのは憚られるかな?」とSHINさん。でもSHINさん自身は「どんどんかぶりついてほしい!」そうです。

ちなみに、SHINさんの苦手な食べ物はしいたけ。
幸い、今回のセイボリーにはしいたけ要素はないので安心です。

続いてはいよいよスイーツへ!
バラエティデザートとして、「マスカルポーネクリームシュー」、「ショートケーキ」、「チーズタルト」、「ダブルチーズケーキ」、「パンナコッタ」が登場。
グランデザートとしては、「スノーフロマージュモンブラン」と「ホワイトティラミスパフェ」の2種から選ぶことができます。

「食べきれるかな?」とおっしゃっていたSHINさんですが、もりもりといただけてしまっているよう。
「どれから食べようかな」と迷う時間も楽しいですよね。

こちらのアフタヌーンティーは白をイメージしており、さまざまなチーズが使われています。
金粉がかかっているスイーツを手にし。
「金粉がかかっているのはいいですよね。運がくる感じがして」ともぐもぐしながら、「がんばろう」とぽつり。ひそかに来年への決意を口にします。
お味も「おいしい! 塩味があるのもいいですね」。

SHINさんは「ホワイトティラミスパフェ」を即決!
イタリア産マスカルポーネとコーヒーを合わせて、ティラミスのようなパフェに仕上がっているのだそう。
食感を出すために、中にはチーズクランブルとパールクラッカンが入っています。

食べ始める前に「パフェってどうやって食べるのが正しいんですか?」とホテルの方に尋ねるSHINさん。
考えてみると、パフェの正しい食べ方を聞かれるとわからないかもしれません。
「パーツごとに食べていくのが正しいのか、それとも崩して食べるのが正しいんですか?」と尋ねるSHINさんにスタッフさんは「お好きな形で食べていただいて大丈夫ですよ」。
ただ、「真ん中に食感があるものが入っているので、下からすくって食べる形でもおいしいかと思います」とのこと。また、「一番下に重くならないようにコーヒーゼリーが入っているので、最後にいただいてみるのもいいかもしれません」。
そのときの気分によって食べ方を変えてみてもいいかもしれませんね。作っている方からすると「ひとつひとついただいて、それから少しずつ崩して食べるのもいいかもしれません」。

そしていただいてみると、この笑顔! 言葉がなくても伝わるおいしさ!
「白いコーヒーの味が気になりますね」とパクリ。
白いコーヒーは牛乳に一晩コーヒー豆をつけこんでおくことで、コーヒーの風味や味を抽出しているそう。
一口食べると「コーヒーだ!」と目を丸くします。
「コーヒー風味のアイス、でも白くて。おもしろいですね。甘いものも、コーヒーも好きだから一石二鳥です」
そしてあまりのおいしさに、黙々と食べることに没頭しつつも、「パフェも、作っている人の話をお聞きすると美学を感じますね」としみじみ。

そして、まだまだ続きます!
最後は「プティフール」。実はこちら、8種類の小さなお菓子、好きなものを好きなだけおかわりできるんです。これにはSHINさんも「えっ、すごいですね!」の一言。
ここからはアイスコーヒーをお供にいただきます。

一番気になるスイーツ、という「ピーチスパークリングジュレ」をぱくり。
「お酒が飲みたくなりますね。スパークリングがそうさせるのかな」

こちらも気になっていたという「パートドフリュイフレーズ」。フランスの伝統的なお菓子でピューレをゼラチンで固めたものだそう。
「ゼリーだからかもしれないですけど、なんだか懐かしい気がします」
ゆっくりとお気に入りのスイーツから順に食べていくSHINさんは至福の笑顔です。

さて、最後に、今回のスイーツを音楽に例えていただくと?
「オーケストラですね! クリスマスコンサートの、オーケストラというくらい、雰囲気もいいですし、景色も良いですし」
席から見える東京の景色を見ながら「母が長野から出てきたときに一緒にきたいですね。喜んでくれそう。ここ数年は会えていないですし」。

おいしいスイーツをたっぷりと召し上がったSHINさん。
来年は一体どんなスイーツをいただくことになるのか、楽しみですね。

撮影協力

DINNING & BAR TABLE 9 TOKYO
住所:東京都港区高輪4-10-30 品川プリンスホテル メインタワー39F
電話:03-5421-1114
https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/restaurant/contents/table9tokyo/

プロフィール

SHIN

2011年エピックレコードジャパンからヴィジュアル系ロックバンドViViDのボーカルとしてデビュー。
その圧倒的な歌唱力と魅力的なルックスを持ち合わせる逸材として話題となり、結成2年で日本武道館公演を行う。
2015年ViVID解散後、2016年12月六本木 EX THEATERでのワンマンライブでソロボーカリストSHINとして復活を果たす。
2017年に1stアルバム『Good Morning Dreamer』をリリースし、2018年にはYouTube channel「SHIN LOIDちゃんねる」を立ち上げ、登録者数は現在12万人を超える。
2020年より咲人(ナイトメア)とのプロジェクトSEESAWも始動するなど、その活動は多岐に渡る。

YouTube『SHINロイドちゃんねる』
Twitter
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SHIN OFFICIAL WEB SITE

撮影/友野雄、取材・文/ふくだりょうこ、企画・構成/藤坂美樹