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みなさん、『テッパチ！』は観てくれていましたか？
最終回に近づくにつれ“ザ・熱い青春”だった『テッパチ！』にも少し重い展開が待っていましたね。僕たち南関東駐屯地 普通科連隊の結末、見届けていただけたでしょうか。
今回は僕にとっても大切な作品のひとつとなった『テッパチ！』の現場を振り返りたいと思います。現場の雰囲気はとても居心地がよかったです。その空気をつくってくれていたのは、やっぱり町田啓太さんと佐野勇斗くん。2人が中心になって、第2部からの参加となる僕たちが入りやすい空気をつくってくれていたのかなと思います。
町田啓太さんの印象は、とても気の良い好青年。頼れる座長という感じですね。これは僕の勝手な印象ですけど、たぶん普段は人を引っ張っていくタイプではないのかなと。どちらかと言うと周囲を支える方が本来の性格じゃないのかなという気がしました。
でもそこを自分が座長だからと先頭に立って引っ張ってくれている。その努力が素敵だなと思ったし、何気ない心配りに町田さんの人となりが出ていて、このドラマの座長が町田さんでよかったなと思いながら、僕たちも町田さんについていっていました。
勇斗はイジられキャラ(笑)。この間も北村（一輝）さんから「アイドルイジリ」をされていて。「今のシーン、佐野くんの角度がよろしくなかったんで、もう1回」ってイジられていました(笑)。それもみんなから愛されている証拠。合流して間もないときから、ずっとめちゃくちゃいいやつだなという印象です。
撮影は、実際の基地を使わせてもらっていました。自衛隊のみなさんが使われている四駆とかトラックとかヘリコプターがそこらじゅうにあって。僕は車が大好きなんで、ついついそっちにばっかり目がいってしまうんですけど(笑)。本物の基地だから撮れる臨場感のある画がドラマの見どころのひとつになっていたと思います。
あとはやっぱり訓練シーンも！ 格闘訓練のシーンは大変でした。でも、そこが屋根も何もない場所だったので、この炎天下の中では地獄でした(笑)。しかも、本番以外はすべてマスクをつけて行います。テストのときもマスクをつけているから、相手の表情を全部見られるのは本番のときだけなんですよね。自分の表情もチェックできないから、なかなか難しいところはあるんですけど、制約の中でどれだけベストを出せるかだと思うので、一生懸命頑張りました！
ちなみに、『テッパチ！』といえばバディの絆が魅力のひとつ。僕のバディはというと、最近買ったお掃除ロボです。こいつがなかなか可愛くて。一生懸命掃除をしてくれるんですけど、その動きが可愛いんですよ。
しかも遠隔で操作できるので、外にいるときに起動させると、部屋の中を動いているのがスマホから見られるんです。それを見ているのが面白くて。僕の生活をサポートしてくれるだけでなく、ちょっとした心の癒しもくれています。
ちなみに名前は「お掃除ロボくん」。これからも頼りにしています！
それではまた、次回。
撮影／杉映貴子、取材・文／横川良明、企画・構成／藤坂美樹、ヘアメイク／江夏智也、スタイリング／吉田ナオキ、衣装協力／SHAREEF、Et baas(Sian PR 03-6662-5525)