小田急線祖師ヶ谷大蔵駅からほど近く、住宅街にある福沢一郎記念館
企画展『福沢一郎にとってシュルレアリスムとは何だったのか』が6月8日(日)まで開催されています
床には福沢がこぼした絵具がそのままに残されています
《煽動者》を中心に「第1回独立美術協会展」で特別展示された37点のうち22点の作品がパネルで紹介されています
帰国後の作品を紹介する第3章「独⽴の「シュール派」とフクザワイズム」
福沢一郎《人》(1936年、現存未確認)※パネル展示
アンドレ・ブルトンやマックス・エルンストの著書など福沢の旧蔵書から「シュルレアリスム」に関するものが展示されています
マックス・エルンストが作品のモチーフに引用していた自然科学に関する本。福沢は同じ本をパリで入手し、研究したそう
こちらのお部屋には福沢が30歳になった記念に描いた自画像の複製パネルも飾られていました
アトリエの中央には過去の福沢一郎に関する展覧会の図録などが置かれ、自由に手にとることができます
ライブラリーの机の上には庭から摘まれた美しいバラが飾られていました