天井高8.5メートルの広々としたアトリエで、朝倉の代表的な作品を鑑賞することができます
北側にも大きな窓を設置し、安定的な採光ができるよう工夫されています
明治期に外交で活躍した政治家、《小村寿太郎像》は高さ3.78メートルにもおよぶ巨大な作品
天井までいっぱいの高さに大きな作り付けの本棚が設置された書斎
摂さんや響子さんをはじめ、ご家族との写真が収められています
建物の中央に位置する「五典の池」と呼ばれる庭園。アトリエと住居に四方を囲まれ、どこからでもこの美しい庭園を眺めることができます
朝倉文夫も自室からのぞむ美しいお庭の景観と水の音に心癒されていたのでしょうね
(左)真鶴からわざわざ運んだという海石 (右)池には何と300匹(!)もの鯉や鮒がいるそう
「茶室」とも呼ばれるこちらの自室は居間の隣にあり、朝倉はこの自室で多くの時間を過ごしたそうです
天井には神代杉の杉皮、壁には赤瑪瑙など豪華な材質が用いられている格式の高いお部屋です
屋上庭園には《砲丸》などの作品も設置されています。まるで街を見守っているかのよう
現在、屋上菜園ではキッズサポーターに野菜を育てるお手伝いをしてもらう活動も行われています
かつて東洋蘭を育てるための温室として使われていた「蘭の間」で、猫の彫刻作品が展示されています