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森崎ウィン Aiming To Overseas

『村井の恋』の撮影裏話 女子がキュンとなる仕草はやっぱり照れくさい(笑)

月2回連載

第75回

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こんにちは。森崎ウィンです。

まずは『MORISAKI WIN -Dancing Charter Flight-』ありがとうございました! みなさん、楽しんでくれましたか。踊るウィンはいかがでしたでしょうか。今回、初めて東京だけでなく、大阪でもライブをすることができて、よりたくさんのCREWのみんなに会えたことがうれしかったです。ライブ中も、みんなが手を叩いたりシャカシャカしたりして、音を楽しんでくれて。こうやって同じ場所で一緒になって音を楽しめるのがライブの醍醐味。これからもいろんな街へ会いに行きたいなと思っているので、今回来てくれた方はもちろん、今回は残念ながら来ることができなかったという方も、引き続き森崎ウィンを見守ってもらえたらうれしいです。

そして、『村井の恋』も放送中です。あんまりこういうラブコメ漫画が原作の作品をやったことがなくて。最初は自分にできるのかと思いました。

『村井の恋』は制作がほぼ『西荻窪 三ツ星洋酒堂』のチームなんですよ。プロデューサーや助監督もそのときご一緒した方たちで。以前お仕事をした方からまた呼んでもらえるのは、この仕事をやっていて特にうれしいことのひとつ。先日まで福井にいたんですけど、それも以前やったことのある作品のチームのみなさんとのお仕事だったし。なんでもそうだけど、次につながるというのはありがたいことだよね。だからこそ、どんなときも目の前のことを一生懸命やることを大事にしていきたいなと。そんなことを噛みしめながら今日も仕事に取り組んでいます。

僕の演じる真雄は妹大好きなシスコンお兄ちゃん。4話で「俺がお前の好きなもんバカにすると思ってんの?」と妹のあっちゃんのほっぺをつねる台詞があるんですけど、森崎ウィンとしてはやっぱり照れ臭いわけですよ(笑)。真雄は結構キザなところがあって、つくづく僕はこういう女子がキュンとなる仕草ができないんだなと思いました。

今回、(宮世)琉弥と一緒でしたが、後輩のいる現場だと、自然と僕がお兄ちゃんみたいなポジションになる。特に真雄は途中からの登場だったから、余計に現場でも「できる人が来た!」みたいな感じで見られて。やべえと思いつつ、そうだよな、僕ももうそういう年齢なんだよなということを改めて実感したりもして。頑張らなきゃなと気を引き締めて撮影に臨みました。

琉弥は可愛いです。僕の曲も聴いてくれていて、ウィンくん大好きですみたいな感じで、すごいなついてくれるんですよ。仕事に対して真面目で一生懸命だし、事務所の先輩後輩関係なく応援したくなりますね。

あ、でも琉弥から現場で撮った写真をLINEで送ってもらったんですけど。3日くらい既読もつけずにスルーしたまま、現場でまた会って「あ、そうだ、写真送ってもらってたんだ」と思い出すという最低なことをやらかしたこともありました(笑)。一応、弁解しておくと、琉弥に限らず、僕は未読スルーがめちゃくちゃ多いんです。現場に入ると、ほぼ携帯を見ないんですよね。

ちなみに今のLINÉの未読は35件。その中には、あっ、パクチー澤井さんも入っています(笑)。何かに集中すると、他のことがまったく手につかなくなる。で、どんどんたまっていく。つくづく自分はマルチタスクができないんだなと思います。だから、未読のまま返事が来ないなと思っている人、どうか気長に待っていてください!

『村井の恋』もいよいよ佳境に。最終回は、僕も台本を読んで「やば!」と思いました。漫画原作だからできる展開というか。きっと最終回まで観てもらえれば、僕のこの言葉の意味がわかってもらえると思います。

真雄の見どころとしては、どうして真雄がこんなにもシスコンなのかという理由が徐々に明かされていくわけなんですが、これが結構泣ける話なんです。ぜひ真雄とあっちゃんの深い兄妹愛にも注目してもらえたら。

ちなみに『村井の恋』は推しにそっくりな生徒から求婚されるお話ですが、僕の推しといえばやっぱりウィル・スミス! ウィル・スミスはお芝居がすごいんですよ。彼の泣き芝居は何度見ても心を揺さぶられます。特に大好きなのは、よく名前を出しているけど『幸せのちから』。あれはもう7回観て7回とも泣きました。まだ観ていない方はぜひこちらもチェックしてみてください。

森崎ウィンでした!

★編集部より★

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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ、ミャンマー出身。小学校4年生の時に日本へ渡る。2008年よりダンスボーカルユニット・PRIZMAX(現、解散)のメインボーカルとして活躍した。俳優としても様々な映画、ドラマ、舞台に出演し、2014年には『シェリー』で映画初主演を務める。2018年、日緬共同制作映画『My Country My Home』に出演、そのスピンオフであるドラマ版『My Dream My Life』では主演を務め、現地のテレビ局mntvで冠番組「Win`s Shooow Time!」を持ち、様々な広告に出演するなどミャンマーで大ブレイク。スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』のオーディションでメインキャストであるダイトウ/トシロウ役に抜擢され、ハリウッドデビューを果たした。近年の映画出演作に、『海獣の子供』『トゥレップ』『蜜蜂と遠雷』(19)、『キャッツ』(20)などがある。映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。またメ〜テレ制作の連続ドラマ『本気のしるし』(19)にて初の連ドラ主演を果たした。2020年は世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版Season2(主演:トニー役)に出演。

撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/千葉良、衣装協力/シャツ¥35,200、カーディガン¥35,200/ともにアーネイ(ジョワイユ TEL:03-4361-4464)
パンツ¥18,700/ファクトタム、眼鏡¥44,000/エバース(ともにシアン PR TEL:03-6662-5525)