大阪アジアン映画祭が今週開幕、阿部寛出演のマレーシア映画など日本初上映

第15回大阪アジアン映画祭が、3月6日から15日にかけて大阪・梅田ブルク7などで開催される。

オープニング作品には「あなたを、想う。」のリー・シンジエ（英語名：アンジェリカ・リー）と阿部寛が共演したマレーシア映画「夕霧花園」が選ばれた。監督は「九月に降る風」「百日告別」などで知られる台湾出身のトム・リンだ。またクロージング作品として中川龍太郎、穐山茉由、安川有果、渡辺紘文の監督4人が連作し、伊藤沙莉や瀧内公美が出演した「蒲田前奏曲」が世界初上映される。

コンペティション部門では、さまざまな国や地域の作品すべてが日本初上映。さらに東南アジア映画を中心とした特集企画「ニューアクション！サウスイースト」、韓国（朝鮮）映画の誕生101周年を記念した特集企画「祝・韓国映画101周年：社会史の光と陰を記憶する」、台湾映画および香港映画をフィーチャーした特集なども用意されている。上映作品、スケジュール、チケット購入方法などは映画祭公式サイトで確認を。

なお新型コロナウイルス感染症を巡る状況により、すべての舞台挨拶およびサイン会は中止となった。

第15回大阪アジアン映画祭

2020年3月6日（金）～15日（日）大阪府 梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、PINE BROOKLYN

オープニング・セレモニー

2020年3月6日（金）梅田ブルク7
＜上映作品＞
「夕霧花園」

授賞式＆クロージング・セレモニー

2020年3月15日（日）ABCホール
＜上映作品＞
「蒲田前奏曲」