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「ソニック・ザ・ムービー」中川大志、公開延期で心境吐露「一刻も早くお届けしたい」

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「ソニック・ザ・ムービー」“勝運”祈願イベントにて、左から山寺宏一、中川大志、寺嶋眞秀、ソニック。

「ソニック・ザ・ムービー」の“勝運”祈願イベントが本日3月8日に東京・亀戸香取神社で行われ、日本語吹替版キャストの中川大志、山寺宏一、寺嶋眞秀が出席した。

ゲームシリーズ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をジェフ・フォウラーが実写映画化した本作。先日、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて日本公開延期が発表されたばかりだが、封切りに向けて吹替キャスト陣が祈願に臨んだ。

スポーツ信仰の神が祭られている亀戸香取神社。音速で走るソニック役を担当した中川は「公開を楽しみに待ってくださっているファンの方々に一刻も早くお届けしたいと気持ちを込めて、お祈りさせていただきました」と語る。アメリカではすでに公開されており、興行収入は全米で2週連続1位、全世界で3週連続1位を記録している。敵対する天才科学者ドクター・ロボトニック役の山寺は「エンタテインメントとして最高の出来になっています」と完成度の高さを伝えた。

ソニックに声を当てるにあたり、中川はセガのスタッフとキャラのイメージを話し合ったという。「ソニックは子供たちが憧れる近所のお兄さんみたいな存在。いつも余裕があってひょうひょうとしていて。付いて行ったら何か楽しいことが起きるんじゃないかと思わせてくれる」と説明し、「ソニックの魅力は映画でも健在。さらに映画では内面も丁寧に描かれているので、よりソニックを好きになると思います!」と話した。

ベビーソニック役の寺嶋は現在7歳で、寺島しのぶの長男であり尾上菊五郎の孫。初声優の感想を聞かれると「難しかったです」と答え、特に「泣くところ」が難しかったと答える。山寺は「でも歌舞伎に比べたら全然大丈夫でしょ? お見事でしたよ! 声がポーンと出て素晴らしかったです」とたたえ、中川も「本当にかわいいんですよ。友達に自慢できるね!」と笑みをこぼした。

続いてキャストは、それぞれ目標や願い事を書いた絵馬を披露することに。中川は「花粉に負けない!!」と書いた絵馬を見せ、「まずは免疫力を上げて。花粉だけじゃなく、どんなウイルスにも立ち向かえるように」と気合いをのぞかせる。山寺は「ソニック並のスピードでコロナ収束!!」と切実な願いを込めた。そして最後に、中川は「公開に向けてさらに盛り上げていきたいと思っています。皆さんも公開を楽しみに待っていただけたら」と改めて呼びかけた。

「ソニック・ザ・ムービー」は近日公開。新たな公開日が決まり次第、映画の公式サイトおよび公式SNSで発表される。

※記事初出時、本文の内容に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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