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ダウン症の娘と悲観論者の父の旅 映画『わたしはダフネ』6月公開&予告編

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映画『DAFNE』の邦題が『わたしはダフネ』に決定。6月6日から東京・神保町の岩波ホールほか全国で順次公開される。

『第69回ベルリン国際映画祭』パノラマ部門国際批評家連盟賞を受賞した同作は、ダウン症のダフネと、ダフネの父ルイジの旅路を描いた作品。スーパーに勤務するダフネは、妻マリアを失ったことでふさぎ込む悲観論者の父ルイジにマリアの生まれた村を訪れることを提案し、2人で喪失を乗り越えるための旅に出るというあらすじだ。

ダフネ役にカロリーナ・ラスパンティ、ダフネの母マリア役にステファニア・カッシーニがキャスティング。フェデリコ・ボンディが監督と脚本を務めた。

ダフネと同じく自身もダウン症でスーパーマーケットに勤務し、自伝を発表するなど創作活動を行なうカロリーナ・ラスパンティ。演技未経験の彼女をFacebook上で見出し、主役に選出したフェデリコ・ボンディ監督は、カロリーナの存在そのものが脚本や撮影に大きな影響を与えたと語っているとのこと。

発表とあわせて予告編とポスタービジュアルが公開。ダフネのハミングを取り入れた主題歌を使用した予告編では、「助けて、お母さんが!」という叫び声をはじめ、ルイジとダフネの「母さんはそばにいるよ」「ウソよ! 私は泣きたいの!」というやり取り、「お母さんの故郷に行かない?」という言葉、ルイジとダフネが草原や夜道を歩く様子、「ダウン症が分かったときはつらかったでしょう?」と問われたルイジが「今は恐れることもなくなった」と返答するシーン、ダフネがルイジにスマートフォンを向けて「笑ったほうがステキよ」と語る場面などが確認できる。

ポスタービジュアルには、水滴のついた窓を覗き込むルイジとダフネの姿が写し出されているほか「あなたとなら、信じられる。世界はやさしさに満ちている、と。」というコピーが添えられている。
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