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マックス・フォン・シドーが90歳で死去、「第七の封印」「エクソシスト」など

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「エクソシスト」より、マックス・フォン・シドー演じるメリン神父。(写真提供:Warner Brothers / Photofest / ゼータ イメージ)

マックス・フォン・シドーが3月8日に90歳で死去したとIndieWireなどが報じている。

1929年4月10日生まれ、スウェーデン出身のフォン・シドー。1948年にストックホルムの演劇学校に入学し、翌年に「Bara en mor(原題)」で映画デビューを果たす。その後、映画監督のイングマール・ベルイマンと出会い、1957年に「第七の封印」へ出演し、国際的な名声を獲得。以降もベルイマンとは多くの作品でコンビを組み、「野いちご」「魔術師」「処女の泉」「鏡の中にある如く」「冬の光」などに出演した。

1965年には神の子イエスを演じた「偉大な生涯の物語」でハリウッドデビュー。1970年代には「エクソシスト」シリーズのメリン神父役や「コンドル」の殺し屋役で存在感を発揮した。

その後も「フラッシュ・ゴードン」「勝利への脱出」「コナン・ザ・グレート」「デューン/砂の惑星」「ハンナとその姉妹」など多彩な作品で活躍。1987年製作の「ペレ」、2011年製作の「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」ではアカデミー賞の主演男優賞と助演男優賞にそれぞれノミネートされている。近年ではドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で三つ目の鴉、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でロー・サン・テッカを演じていた。

死因は家族の要望により発表されていない。

(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)