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山寺宏一と小木博明が「泣きたい私は猫をかぶる」出演、主題歌はヨルシカ

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左から山寺宏一、猫店主、小木博明、楠木先生。

志田未来と花江夏樹がダブル主演を務める劇場アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の予告編がYouTubeで解禁。あわせて山寺宏一、小木博明(おぎやはぎ)の参加と、ヨルシカが主題歌を担当することが発表された。

本作は「ペンギン・ハイウェイ」で知られるアニメーションスタジオ、スタジオコロリドが贈る長編アニメーション映画第2弾。ムゲ(無限大謎人間)と呼ばれる中学2年生・笹木美代が不思議なお面を被って猫に変身し、大好きなクラスメイト・日之出賢人と交流するさまを描く。

このたび、ムゲを猫の世界へ導く猫店主に山寺、ムゲと日之出の担任教師・楠木先生に小木が声を当てることが明らかに。本作に関わったあるスタッフが小木の大ファンであることから、マイペースな性格やビジュアルなど、楠木先生は小木自身を彷彿させるキャラクターとなっている。また初めて映画の主題歌を手がけるヨルシカは、新曲「花に亡霊」を書き下ろした。

周囲との関係に悩む必要がない猫でいることに、心地よさを覚えていくムゲ。次第に猫と自分の境界があいまいになり、人間ではなく猫として生きるかどうかの選択を迫られる。予告には猫店主の「人間に戻ったって苦しいことだけさ」、ムゲの「嫌いだ。こんな世界なんて嫌いだ」というセリフが収められた。なお本作の舞台は、伊勢湾に面する焼き物で有名な愛知・常滑となっている。

佐藤順一と柴山智隆が監督を務め、岡田麿里が脚本を担当した「泣きたい私は猫をかぶる」は、6月5日より全国ロードショー。山寺、小木、ヨルシカのコメントは下記に掲載した。

山寺宏一 コメント

出演が決まったときの感想

作品の内容を知る前に、主演が志田未来さんと花江夏樹君だと聞き、共演出来る事を嬉しく思いました。花江君は嫉妬する程の活躍をみせている事務所の後輩。
志田さんは「女王の教室」から注目していた大好きな女優さんで、この作品においてもその天才振りを発揮していて、ますますファンになりました。

“猫店主”について

不気味で、トボケてて、掴みどころが無い、なんともユニークなキャラクターです。演じていて本当に楽しかったです。

観客へのメッセージ

主人公二人の揺れ動く心情、日常の風景、摩訶不思議な猫の世界、どれもが繊細かつ丁寧に描かれている素敵な作品です。悩み多き多感な10代はもちろん、いろんな世代の方々に観て頂きたいと思います!

小木博明 コメント

出演が決まったときの感想

僕をキャスティングしてくれるスタッフの気がしれないと思いました(笑)。前回アフレコした時は海外作品だったので、現場に海外スタッフが多く、イントネーションとか通訳をかいしてやったのでその時はリラックスしてできましたが、今回は日本のアニメーションだったから日本のスタッフがたくさんいて緊張しました。

“楠木先生”について

実は最初オファーをいただいたときに、当て書きだということを事前にお聞きしました。キャラクターの楠木先生が眼鏡かけているし、ちょっと歳をとっていて、太った感じにみえたし、なんだかそれも僕っぽく再現されていたので、半信半疑ではありましたがその気持ちでアフレコにのぞみました。
ですので、キャラクターの見た目が僕に似ているものですから、そのまんまでやらせてもらいました。正直、アフレコを終えた今でも半信半疑です。笑

観客へのメッセージ

ちゃんと家族で観れるような作品です。大人も子供も楽しめる作品ですし、みんなに観てほしいです。
僕は家族愛があるものが大好きなので、この作品は是非家族でも見てほしいですね。
あと、僕のところも良い先生だなと思って観てくれたらありがたいですね(笑)。こんな先生いたらいいな!みたいな(笑)。
映画なので長いかもしれませんが、映画館ではスマホを見るのを我慢してくださいね。

ヨルシカ コメント

昔から映画をよく見ます。暇になる度に邦洋問わず鑑賞するのですが、音楽と調和した一本を見た時の感動は他には代え難いものがあります。特に物語の個性と、音楽の個性がぶつかり合った作品に心惹かれます。
初め打ち合わせで監督の方に言われた言葉は「自由に作ってみてほしい」でした。ヨルシカは基本的にコンセプトが軸にある音楽を出しているバンドで、話を頂いた時は新たなコンセプトアルバムを作っている最中でもありました。
僕はその言葉が嬉しくもありつつ、つまりは、作品という枠組みの中で支える音楽ではなく、枠組みの外で泳ぐ自由さを求められているのだと捉えました。
今回使っていただいた主題歌はヨルシカとしての作品性をそのままアウトプットしたものでもあり、この映画の創造力とぶつかり合って輝くような、独立した二作品が綺麗に調和を保っているような、そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています。映画館で鑑賞出来ることを一つの楽しみにしています。

(c)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会