名付け騒動を描くノンストップ会話劇 映画『お名前はアドルフ？』6月公開
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映画『お名前はアドルフ？』が6月から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。
舞台『名前』を映画化した同作は、ライン川のほとりに佇む一軒家で巻き起こる名付け騒動を描いた会話劇。シュテファンとエリザベスは、弟のトーマスとその恋人、幼馴染の音楽家レネと共に自宅でディナーを楽しむはずだったが、トーマスが「生まれてくる子供の名前をアドルフにする」と発表したことから大論争が発生し、やがてドイツの歴史やナチスの罪の話題にまで発展するというあらすじだ。原題は『DER VORNAME』。
頭の固い教授シュテファン役にクリストフ・マリア・ヘルプスト、シュテファンの妻エリザベス役にカロリーネ・ペータース、弟トーマス役にフロリアン・ダーヴィト・フィッツがキャスティング。『ベルンの奇蹟』のゼーンケ・ヴォルトマンがメガホンを取った。