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『ムーラン』日本版主題歌アーティストに城南海が抜擢 歌声が入ったMVも公開

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リアルサウンド

 5月22日公開の実写映画『ムーラン』の日本版主題歌を、城南海が担当することが決定した。

参考:城が歌う主題歌入り動画はこちらから

 本作は、愛する人を守るため、本当の自分を隠して闘う、ディズニー史上最強ヒロインを描くファンタジー・アドベンチャー。主人公のムーランは、愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士として国の運命をかけた戦いに立ち向かっていく。

 ムーランを『ドラゴン・キングダム』のリウ・イーフェイが演じるほか、『マイアミ・バイス』のコン・リー、『HERO』のジェット・リー、『イップ・マン』シリーズのドニー・イェンらが脇を固める。『スタンドアップ』『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』などの作品で知られる、ニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロがメガホンを取った。

 本作の主題歌「リフレクション」は、1998年公開のアニメーション版『ムーラン』の主題歌としてクリスティーナ・アギレラが歌唱し、当時から根強いファンを持つ名曲。実写映画となる本作でもアギレラが歌唱を務めている。本楽曲は、“自分らしくありたい”と思う一方で、愛する家族や故郷のために自分を男と偽り、国の命運をかけた戦いへ出ることを決意するムーランの心情と葛藤を歌い上げる、切なくも壮大なバラードとなっている。

 城が洋画の主題歌を担当するのは今回が初めて。今回のオファーについて「夢が叶って本当に嬉しかった!」という城は、「ふるさとから出てきて、東京に住んで十数年。なかなか自分らしくいられない時や、本当の自分ってなんだろう、と考えることがすごくあった。そんな自分と歌詞を重ね合わせながら、ムーランの姿も重ねて歌いました」とコメントを寄せている。

 日本版の訳詞も担当した城は、「私らしい訳詞にしたいなぁと最初に思いました。月を見上げるのが好きなのですが、月は光と闇の狭間にあるので、表と裏、“本当の自分”と“偽りの自分”というものを月にも感じて、歌詞のはじまりは月から景色を描いていきました。ムーランの思いを、ムーランになりきって書きましたが、“私を生きる”というワードがポイントです。ムーランの願いを書きました」と歌詞制作について語っている。また、歌詞が自然になるように、「もともとの英語版の母音をイメージし、“Ah”で伸ばすところは“アー”で同じ母音にして伸ばしたり、そういう所も意識しながら書きました」と繊細な工夫を明かした。また、アギレラの歌唱については「すごくパワフルでアニメーション版よりもパワーアップしていて今回の実写版『ムーラン』にぴったりだと思いました。“私も負けないぞ!”と思いました!」と語った。

 ウォルト・ディズニー・ジャパンは、城の起用理由について「リフレクションは“本当の自分でありたい”というメッセージが込められた歌。一つ一つの言葉を丁寧に伝えることができるアーティストである城さんは、圧倒的歌唱力と幅広い層への親しみやすさを持ち合わせており、全国にリフレクション旋風を巻き起こしてくれるはず!」とコメントを寄せている。 (文=リアルサウンド編集部)