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人は不完全であることが素晴らしい、“ゴキブリ”主人公の劇団女体盛り最新作

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ナタリー

劇団女体盛り 第8回公演「ゴキブリ」より。

劇団女体盛り「ゴキブリ」が、昨日3月11日に東京・シアターシャインで開幕した。

本作は、劇団女体盛りの約1年3カ月ぶりとなる新作。舞台上では、普通の家庭に生まれ、真面目に生きてきた“僕”のストーリーが身体性豊かに描かれる。作・演出を務める主宰の菊池遥は「良い人である、という事はどういうことか」を学校で教えられてきたとし、「人間の素晴らしさはいつだって不完全なところにあるのではないでしょうか。人間は誰だって、善悪や誰かの行いに対し、正解・不正解をつけられるほど崇高な動物ではない、と思っています」とコメントしている。

菊池遥コメント

「良い人である、という事はどういうことか」
我々は幼少から道徳の授業でそれを教えられてきました。
教えられることを素直に受け取り言うことを聞くのがいい人。
言うことを聞かなかったら悪い人。
まるで私たちは機械のように人の言うことを聞き、実行することが重要なのだと義務教育の中で教えられ、“完璧な人間”になろうとしてきました。
しかし、
人間はそこまで完璧な存在ではない。
人間の素晴らしさはいつだって不完全なところにあるのではないでしょうか。
人間は誰だって、善悪や誰かの行いに対し、正解・不正解をつけられるほど崇高な動物ではない、と思っています。
あくまで今回はゴキブリの話ではございますが。

劇団女体盛り 第8回公演「ゴキブリ」

2020年3月11日(水)~15日(日)
東京都 シアターシャイン

作・演出:菊池遥
出演:新垣亘平、泉川遥香、小野涼平、齋藤芳隆、永島将伍

※作品タイトルの「ゴキブリ」は漢字が正式表記。