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「クレしん」山田裕貴がアフレコに「うっほほ~い!」、しんのすけとの“お尻合い”も

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ナタリー

“お尻合い”のパフォーマンスを披露する野原しんのすけ(左)と山田裕貴(右)。

「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」の公開アフレコが本日3月18日に東京都内のスタジオで行われ、キャストの山田裕貴、りんごちゃんが出席した。

地上の落書きをエネルギーにして浮かぶラクガキングダムが舞台の本作は、王国軍が無理やり人間に落書きをさせるウキウキカキカキ作戦を決行する中、野原しんのすけたちが平和のために戦うさまを描く物語。山田はラクガキングダムの閣僚でウキウキカキカキ作戦を実行に踏み切る防衛大臣、りんごちゃんは王国の指導官であるリンゴ、イチゴ、メロンの3役に声を当てた。

野原しんのすけに呼び込まれた山田は「うっほほ~い!」と元気よく登場してしんのすけとハイタッチ。そして「子供の頃から見ていたしんちゃんの世界に入れるのは不思議な感覚。自分の俳優という仕事の“防衛”をかけて、熱く参加させていただきました」と声優として起用された心境を明かし、「ゆうきお兄さんはもしかして悪者?」とのしんのすけの声には不適な笑いを浮かべる。りんごちゃんは「精一杯がんばったので皆さんに観てほしいです」とアピールしたあと「若干違うと思います」と3役の演じ分けについてにこやかに言及した。

まずアフレコ用マイクの前に立った山田は「ドキがムネムネです……」と緊張した様子でコメント。しんのすけの応援を受けて「がんばります!」と意気込むも、「オラはここだぞ」と声の出どころとは別方向からしんのすけのツッコミが入り、「ちょっと幻聴が。(「クレヨンしんちゃん」の)ワールドを壊しかけるところだった!」と焦った。

そしてアフレコが始まると、山田は国を守ろうとする防衛大臣を気迫のこもった声色で演じ、「かっこよかったです!」「すごいゾ~! 本番につよ~い!」とりんごちゃんやしんのすけを喜ばせ、スタッフからは「いい『黙れ』をいただきました!」と称賛され、りんごちゃんはモノマネを交えながらセリフを口にして報道陣を笑わせる。アフレコ直後の山田が「緊張したー!」としんのすけに抱きつく場面も見られた。

アフレコを終え、しんのすけは山田へ「ゆうきお兄さんの熱苦しいその魂、オラのお尻でしかと受け止めるゾ!」との言葉とともにお尻を差し出す。それを見た山田は「大丈夫か? 摩擦で火がついてしまっても仕方ないからな」と返しつつ“お尻合い”のパフォーマンスを披露。勢いよくお尻の擦り付け合いをしたため息が上がった状態の2人に、りんごちゃんは「ちょっと煙が出てましたよ」と心配そうに声をかけた。

最後に山田は「大人もグッとくるシーンや響くメッセージがいっぱい。楽しんで笑顔で帰っていただければ」とメッセージを送り、りんごちゃんは「笑いあり、涙ありという言葉がぴったりな映画。すべての人が絶対楽しめるのでぜひ観てね」としんのすけの声でコメントしてイベントを締めくくった。

(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020