撮りためた25年のラストシーンは…フランス映画「PLAY」6月に公開
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「PLAY 25年分のラストシーン」ポスタービジュアル
フランス映画「Play」が、「PLAY 25年分のラストシーン」の邦題で6月5日より東京・新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。
本作の主人公は、1993年の仏パリで13歳のときにビデオカメラを手にしたマックス。25年後、家族や友人たちとの日々を収めた映像を編集していた彼が、そのラストシーンを準備しようとするさまを描く。本作ではホームビデオの映像をつなぎ、1990年代から2010年代の雰囲気を再現しようと試みている。
主演はコメディアンのマックス・ブーブリル。監督を務めたアントニー・マルシアーノのアイデアに惚れ込み、共同で脚本を手がけた。共演には「エル ELLE」のアリス・イザーズ、「ダゲレオタイプの女」のマリック・ジディ、アルチュール・ペリエ、「カミーユ、恋はふたたび」のノエミ・ルヴォウスキーが名を連ねている。
このたび公開されたポスターにはマックスと仲間たちが写る1994年、2000年、2015年の写真が使用された。製作陣はフランス中を探し、10代、20代、30代の彼らを演じるキャストを9カ月かけて選出したという。「過去の映像をつなぐということは、単なる事実の羅列ではない」と話すマルシアーノは「観る人が同じように25年間を追体験し、当時の自分に戻るような体験をしてほしかった」とコメントしている。
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