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「高崎グラフィティ。」舞台挨拶で監督と岡野真也がそれぞれ結婚報告

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「高崎グラフィティ。」の全国公開初日舞台挨拶が本日8月25日に東京・UPLINKで行われ、キャストの佐藤玲、岡野真也、中島広稀、三河悠冴、監督の川島直人が出席した。

本作は群馬・高崎を舞台に、高校を卒業し新生活を控える5人の男女を描いた青春群像劇。第1回「未完成映画予告編大賞」でグランプリを受賞した予告をもとに長編化された。企画のきっかけは「映画学科にすごい監督がいる」と聞いたという佐藤が、同じ日本大学芸術学部の川島に「一緒に何か作りませんか?」と卒業式前日に、メッセージを送ったことだったという。佐藤は「『できた!』という実感がわいたのはここ最近。『まだやることがいっぱいある……』と思ってるうちに先週の高崎での公開を迎え、そこからフワッと巣立っていったような感じでなかなか実感が湧かないです」と話す。一方、川島は「玲さんからDMが来たときは新手の詐欺だと思いましたが、(メールに)熱い思いがあって、それをなんとか実現したいと走ってきて、素晴らしいキャストやスタッフと合流し、お客さんにやっとバトンを渡せました」と喜びをあらわにした。

岡野は「(メインキャストの)5人の仲の良さが一番大切なので、『引かれるんじゃないか?』って勢いで仲良くしようと、出会って2回目くらいで、私のダメなところもいいところも全部を教えましょう!ってくらいの感じで接しました。手をつないで入ってきたいくらい、仲良くなってここまで来たので、その空気感をたくさんの人に作品として受け取ってもらえるのは感慨深いです」と語る。全国公開を迎えたことを受けて、中島は「早くお客さんと見たいです。お客さんの反応をダイレクトに感じたときに、改めてわかるのかなと思います」と思いを吐露した。

東大を受験する高校生を演じた三河は、「東大の参考書を買って(ロケ先の)ホテルに持って行ったんですけど、ホテルにマンガがいっぱいあってずっと読んでました(笑)。川島さんに『作り込むな』と言われたのでいいやと……」と笑顔で明かす。中島が「台本が当日に変わって違うことをさせられるので、男子組で前日に集まって『こう来るんじゃないか?』とやってたんですが、現場に行くと(予想と)全然違うんです」と苦笑いすると、川島は「(台本上で)最初は固いセリフだったのが、だんだんみんなの言葉でセリフを書けるようになって、当日にセリフを渡したんです。大変だったと思うけど、役者陣ががんばってくれました」とその奮闘をたたえた。

続いて、川島が「18日の(高崎での)公開初日に入籍いたしました! ずっと一緒に映画を作ってきた(撮影監督の)武井(俊幸)に証人になってもらって、めでたい日になりました」と突然の告白。さらに、岡野も「6月に(一般男性と)入籍いたしました! 演技への気持ちはまったく変わっていないので、これからもますますがんばっていきたいです」と報告し、会場は温かい拍手に包まれた。最後に川島は「縁起のいい作品になりました。これを観たら幸せになれると言いふらしてください。ご利益があります!」とメッセージを送った。

「高崎グラフィティ。」は全国で公開中。

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