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「泣きたい私は猫をかぶる」挿入歌はヨルシカの「夜行」、コロリドがMV制作

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「泣きたい私は猫をかぶる」ポスタービジュアル

劇場アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」の挿入歌として、ヨルシカの「夜行」が使用されているとわかった。

志田未来と花江夏樹がダブル主演を務める本作は、「ペンギン・ハイウェイ」のスタジオコロリドが贈る長編アニメーション映画第2弾。“ムゲ(無限大謎人間)”というあだ名で呼ばれる中学2年生・笹木美代が不思議なお面を被って猫に変身し、大好きなクラスメイト・日之出賢人と交流するさまを描く。ムゲに志田、日之出に花江が声を当て、山寺宏一と小木博明(おぎやはぎ)も出演している。岡田麿里が脚本、佐藤順一と柴山智隆が監督を担当した。

ヨルシカの「花に亡霊」が、本作の主題歌に決定したことは既報の通り。このたび3月4日にリリースされた「夜行」が挿入歌として使われていることが明らかになった。「夜行」は、佐藤と柴山がヨルシカのメンバーと直接相談し、イメージを共有したうえで生み出された楽曲。解禁済みのMVはスタジオコロリドが制作した。

佐藤は、楽曲について「曲をはじめて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて嬉しかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで更なる広がりがイメージできました」とコメント。柴山は「はじめて映像に合わせて曲を聴いたときにはイメージがふわっと拡がっていくような感覚があって驚きました。日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています」と曲を絶賛した。

「泣きたい私は猫をかぶる」は6月5日に全国公開。

佐藤順一 コメント

「夜行」はヨルシカさんに完成途中の作品を観てもらって作ってもらいました。日之出が主人公・ムゲの本当の気持ちを知った場面なので、普通はかなりしっとりした曲になるところですが、ヨルシカさんの曲ならば、ややリズムのあるちょっと切ない系の曲もよいのではと試していただくことに。曲をはじめて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて嬉しかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで更なる広がりがイメージできました。

柴山智隆 コメント

音響監督でもある佐藤監督からは、「作品に寄り添い過ぎなくても大丈夫」というようなお話があったと記憶しています。「夜行」が届いて、はじめて映像に合わせて曲を聴いたときにはイメージがふわっと拡がっていくような感覚があって驚きました。日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています。素晴らしい楽曲をありがとうございました。

(c)2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会