SixTONES 田中樹×京本大我から溢れる双子感 “きょもじゅり”らしさ感じた『ANN』を聴いて
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4月18日に放送されたラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)はお聴きになっただろうか。この日パーソナリティを務めたのは、田中樹と京本大我。先週からテレワークで放送されてる同番組だが、京本家のWi-Fi感度が悪く、かなりタイムラグが生まれてしまっていたり、途中で父・京本政樹が入ってきたりと、テレワークならではの醍醐味も楽しめたのではないだろうか。さらに、京本と田中のコンビ“きょもじゅり”が堪能できるシーンも多数あり、SNS上でも大盛り上がり。そこで、放送の中で見えた“きょもじゅり”らしさとともに、このコンビの魅力を考えてみたい。
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同じ高校出身である京本と田中。付き合いも長く、仲の良さはグループ随一だ。以前雑誌でずっと一緒にゲームをやっていると語ったこともあり、プライベートでも親しいことで有名である。『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』内でも、田中が「きょも(京本)が家に遊びに来た時、母親が『きょもー、はやく食べないと(食事)下げちゃうよー』って、俺のこと呼ばないできょものことを呼ぶ」という実家エピソードも披露。普段から親しくしている様子がひしひしと伝わってきた。
そんな“きょもじゅり”の一番の魅力といえば、とにかく田中が京本に甘いところだろう。一見すると強面の田中だが、京本の前ではこれでもかというほど満面を見せるところが、ファンから支持される最大の理由だろう。田中よりも1歳年上の京本もここぞとばかりに田中に甘えているようで、いつもよりもあどけなさが出ている気がする。ラジオ内でも「テレビを見ながらスーパーボールで遊んでいた時、テレビの電源ボタンに当たってテレビが消えた」というお便りが読まれると、田中は「これはきょもがワクワクするやつじゃん、きょも子どもだから」とコメント。それを聞いた京本は否定するでもなく、「俺すげえやりてえ!」と無邪気に答えるという場面があった。また、京本が急にギターを弾きだした時には、田中は「おい、ジングル審査機構(スタッフ)拍手するな! きょもに甘いんだよ」と言っていたが、全リスナーは「お前がな!」とツッコんだことだろう。さらに、京本がシャワーを浴びながらジングルを作ったことが分かると、「(京本の)携帯壊れなかったかが心配だわ」と気遣いを見せるなど、保護者のような甘やかしっぷりが全開であった。
他にも、“きょもじゅり”らしさとして挙げられるのは「双子感」。容姿のタイプは違えど2人とも線が細く、身長も同じくらいであり、雑誌などでは2人でペアを組んだり、双子コーデを披露したりすることも少なくない。さらに、動きがシンクロすることも多く、そこにも双子感が出ている。4月17日にYouTubeにアップされた「Dance Game『ダンスジェスチャーゲーム』さらに盛り上がった!」でも、森本慎太郎が「人魚」というお題をダンスジェスチャーで表した時には、あまりの絶妙さに2人同時に笑い転げていたり、2人全く同じ角度でカメラに向かって手を振っていたり……。こういったシンクロや同じノリが随所で見られるのも、“きょもじゅり”の楽しみ方の一つだろう。
SixTONESは戦友のような関係性のメンバーが多い。しかし、その中で“きょもじゅり”は「すこぶる仲が良い友だち」という一味違った空気感をまとっているのではないだろうか。それが、ファンにとって清涼剤となっている。ほっこりしたい時、ぜひ“きょもじゅり”のエピソードに目を向けてみてほしい。(高橋梓)