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新しい才能が見つかる映画祭“第40回ぴあフィルムフェスティバル”が本日開幕

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第40回ぴあフィルムフェスティバル

世界最大級の自主映画コンペティション“PFFアワード”をメインプログラムに据えた映画祭“第40回ぴあフィルムフェスティバル”が本日から22日(土)まで京橋の国立映画アーカイブで開催される。本映画祭はコンペ部門のほかに特集企画なども予定されており、会期中は多くの映画ファンが足を運ぶことになりそうだ。

映画祭メインプログラムの“PFFアワード”は、通常の映像コンペに設けられる年齢、プロアマ、上映時間などの制限を一切排し「過去1年以内に制作された未公開作品」であれば、どんな作品も受け付けるコンペティションで今年は18作品が入選作として上映される。これまでに園子温、矢口史靖、李相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也など多くの人気監督がこの部門で入選・入賞を果たしており、今年も注目が集まりそうだ。

本映画祭は貴重な作品の上映や企画にも力を入れており、今年は生誕100年を迎える巨匠ロバート・アルドリッチ監督の特集を開催。デビュー作『ビッグ・リーガー』や人気作『特攻大作戦』、群像劇『クワイヤボーイズ』など全10作品を上映。本日18時の『キッスで殺せ』の上映後には映画監督の黒沢清が登壇し、アルドリッチ監督の魅力を語る。

また、恒例のスペシャル講座「映画のコツ」を今年も開催。『クヒオ大佐』『羊の木』を手がけた吉田大八監督が、両作の脚本を手がけた香川まさひとを招いて香川作品の魅力を語る“香川まさひとの世界”、映画監督の原恵一と橋口亮輔が木下恵介監督について語る“天才・木下恵介は知っている:その2”、そしてドキュメンタリー『たけし誕生~オイラと師匠と浅草』を手がけたディレクターの稲垣哲也と、企画実現を後押しした佐々木健一ディレクターが創作のコツを語る“本当にみたいテレビ番組創作術”が開催される。

さらに今年5月にこの世を去った名カメラマン、たむらまさきの追悼特集も緊急開催。青山真治監督、仙頭武則プロデューサー、柳町光男監督、富田克也監督、相澤虎ノ助監督、諏訪敦彦監督、山中瑶子監督が、たむらまさきのことをじっくり語り、彼が撮影を手がけた作品が上映される。

すでに前売り券が完売しているプログラムもあるが、全プログラムとも各回上映の30分前から会場1Fのチケット売場で当日券が発売される。

第40回ぴあフィルムフェスティバル
9月8日(土)から22日(土)まで ※月曜休館
会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋)

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