加害者少年といじめ受ける少女が恋、内藤瑛亮「許された子どもたち」新予告
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「許された子どもたち」
6月1日に封切られる「許された子どもたち」の新たな予告編がYouTubeで公開された。
「ライチ☆光クラブ」「ミスミソウ」の内藤瑛亮が、「先生を流産させる会」以来8年ぶりの自主映画として制作した本作。いじめで同級生を殺害するも“不処分”となった不良少年グループのリーダー・市川絆星(きら)を主人公に、彼を取り巻く人々の姿を通して観る者の価値観や倫理観を問う。1993年の山形マット死事件、2015年の川崎市中1男子生徒殺害事件といった少年事件に着想を得ている。
「加害者少年と少女の恋愛編」と題された映像は、上村侑演じる絆星と名倉雪乃扮する少女・櫻井桃子の関係にフォーカスを当てたもの。絆星の転校先でいじめられている桃子が、彼と2人でタバコを吸う様子や並んで歩く姿が捉えられている。リーガルリリーのたかはしほのかによる「今、きみの吸うタバコがぼくのようで ぼくの吸うタバコがきみのようで 同じ時間にいつでもタイムスリップできるんだ いつでも、心の場所であえますように。」というコメントも収められた。
「許された子どもたち」は東京・ユーロスペース、大阪・テアトル梅田ほか全国で順次公開。
(c)2020「許された子どもたち」製作委員会