マームとジプシー企画「ひび」による『あたらしい、ひび』 藤田貴大作品も
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マームとジプシーの企画「ひび」による公演『あたらしい、ひび』が、9月7日から神奈川・関内のTHE CAVEで行なわれる。
藤田貴大が主宰するマームとジプシーの新プロジェクトとして2016年に始動した「ひび」は、藤田およびマームとジプシーの活動に共感した人が、彼らの作品に様々な形で関わり、1年後にひびとしての発表を目指す企画。2年目となる今回は、「room1」から「room6」に分かれてメンバー個人による短編をショーケース形式で発表するほか、「room7」では藤田が書き下ろした『あたらしい、ひび』の上演を行なう。
短編作品には、森崎花『人は魚に憧れてはいけないのか』、渡辺ひとみ『レモンティーがおいしくなる前に』、的場裕美『最終電車』、山林真紀子『鳴かずば』、宮田真理子『青い時間』、小川沙希『世界の料理を食べる会』がラインナップ。渡邊由佳梨の作品『窓』の展示も行なわれる。スケジュールなどの詳細は『あたらしい、ひび』のオフィシャルサイトで確認しよう。
藤田貴大(マームとジプシー)のコメント
二年目のひびのメンバーと出会ったときに、「あたらしい、ひび」の、と紹介されたのを憶えている。そのときの、「あたらしい、ひび」という響き。まだいちども見たことのない季節が訪れたような瞬きと。または、もう過ぎ去ってしまった時間のざらつき。その両方をかんじたのだった。