ハイバイ「て」「夫婦」2018年版をVimeoで配信、ドキュメンタリーも
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ハイバイ「て」「夫婦」ビジュアル
ハイバイによる配信企画の第5弾「て」「夫婦」が本日6月8日にVimeoでスタート。また「夫婦」の出演者である菅原永二がナレーションを務めた予告編が、ハイバイ / WAREのYouTubeチャンネルで本日公開された。
「て」は、祖母の認知症をきっかけに再集合した家族が、過去の関係を清算しきれずに爆発する様子を描いた物語で、「夫婦」は岩井秀人の実父の死を題材にした作品。このたび配信された2018年版はいずれもDVD化されていない作品だ。配信は6月30日23:59までで、視聴料金はレンタルが税込800円、購入の場合は税込2500円。特典映像として、昨年日本映画専門チャンネルで放送されたドキュメンタリー「ハイバイ、十五周年漂流記」が配信される。
「て」「夫婦」の配信に際し、岩井は「ハイバイの『私演劇』と言われるものの中でも、最高峰のものであると、自負しちゃっている2つの作品です。『ハイバイ? 聞いたことあるけど。。』という方には、これを見てもらってもしダメだったら、それはきっとダメなのだろうと諦めがつく2つです。それくらい、『ザ・ハイバイ』な作品ですので、本当に見てほしい」と視聴者に呼びかけた。なお6月13日、19日夜には岩井によるコメンタリー生配信を実施予定。本企画の詳細は追って発表される。
岩井秀人コメント
みなさま元気ですか? 元気でいてほしい! 岩井です!
さて、「いきなり本読み!」からハイバイとWAREの映像配信が始まり「ワレワレのモロモロ」、「ポンポン」とご好評いただきやして、いよいよハイバイの代表作である2つの作品、「て」「夫婦」の番が回ってまいりました。楽しみで仕方ありません。
劇団旗揚げ、岩井の作劇開始から15年くらいの集大成でございます!
もちろん「て」や「夫婦」を演劇作品として過去に見ていただいた方にも見ていただきたいですが、ネットでの配信によって、全く違う遠くの人々や、舞台に足を運べない方々にも見てもらえるということに、期待しかありません。いい時代になりましたなこりゃ!!
ハイバイの「私演劇」と言われるものの中でも、最高峰のものであると、自負しちゃっている2つの作品です。「ハイバイ? 聞いたことあるけど。。」という方には、これを見てもらってもしダメだったら、それはきっとダメなのだろうと諦めがつく2つです。それくらい、「ザ・ハイバイ」な作品ですので、本当に見てほしい。
僕はこの2つの作品を作ったことで、「もう、演劇はいいかな・・・」って思いました。
僕にとってそれくらい大きな存在の作品で、この作品を見たお客さんたちとの対話、過去の共有は、もう演劇とは呼べないような大きな体験になりました。
後、すでに演劇で見た人たち! 「あの人にも見てほしい!」と思ったら、勧めてください!!
4月の公演中止、結構ダメージくらってますから! マサ斎藤の現在くらいの!
特典映像は「て」「夫婦」の稽古場を追った、かなりの珍品となっておりますので、演劇の作られ方に興味がある方も、くまなく見てくださいな!
ハイバイ「て」配信
2020年6月8日(月)~
作・演出:岩井秀人
出演:浅野和之、平原テツ、田村健太郎、安藤聖、岩瀬亮、長友郁真、今井隆文、能島瑞穂、湯川ひな、佐野剛、松尾英太郎、猪股俊明
ハイバイ「夫婦」配信
2020年6月8日(月)~
作・演出:岩井秀人
出演:山内圭哉、菅原永二、川上友里、遊屋慎太郎、瀬戸さおり、渡邊雅廣、八木光太郎、岩井秀人
https://ware.mobi/2020/06/08/tefufu-haishin/
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