アレックス・プロヤスの「スピリッツ・オブ・ジ・エア」国内初BD/DVD化
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「スピリッツ・オブ・ジ・エア」
「クロウ 飛翔伝説」などで知られるアレックス・プロヤスの長編監督デビュー作「スピリッツ・オブ・ジ・エア」の国内初Blu-ray / DVDが8月5日に発売される。
果てしなく広がる荒野を舞台とする本作の登場人物は、たった3人。手作りの飛行機で空を飛ぶという妄想に取りつかれた足の不自由な兄フェリックス、死んだ父の墓を守ることに執着し十字架に囲まれて暮らす妹のベティ、そして2人の前に現れたスミスと名乗る逃亡者だ。劇中では3人の姿を通して夢を実現させようとする者たちの物語が描かれる。マイケル・レイク、ザ・ノーム、ライズ・デイヴィスがキャストに名を連ねた。
1991年に日本で公開された本作。VHSは発売されたものの、長年にわたってソフト化はされなかった。今回収録されるバージョンは、16mmフィルムを2Kスキャンしたもの。特典映像としてレイクとデイヴィスのインタビュー、メイキング映像、カリーナ・ヘイズが歌唱する劇中歌「Spirits Song」のミュージックビデオ、製作国であるオーストラリアの2018年版予告編が収められた。
なお「スピリッツ・オブ・ジ・エア」は、第1回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭(現:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭)で、審査員特別賞を受賞。ジョン・ヴォイト、アンジェリーナ・ジョリー、ジョゼ・ジョヴァンニ、相米慎二、根津甚八、竹中直人といった面々が当時審査員を務めていた。
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