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清原果耶とクラゲ水槽の幻想的な雰囲気 『宇宙でいちばんあかるい屋根』ポスター公開

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リアルサウンド

 9月に公開予定の清原果耶初主演映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』より、2種類のポスタービジュアルが公開された。

【動画】清原果耶が涙する 『宇宙でいちばんあかるい屋根』特報

 本作は、小説すばるで新人賞を受賞した作家・野中ともその同名小説を、『新聞記者』の藤井道人監督が映画化するファンタジー。

 平穏でも悩みはあって、時々息苦しくなる14歳のつばめは、満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗ったあやしい老婆“星ばあ”と出会う。いつしか2人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめの前に起こる事件、最後に明かされる星ばあの正体とは。ひと夏の大切な何かを探す2人の姿を描く。

 主人公の女子中学生・大石つばめ役で、藤井監督と『デイアンドナイト』でもタッグを組んだ清原が主演を務め、星ばあ役を桃井かおりが演じる。

 この度公開された中学生らしい、どこか所在ない表情のつばめが印象的なポスターでは、「ねぇ星ばあ、私はどんな屋根の下で生まれたんだろう―」と、つばめの抱える悩みを表現。つばめと星ばあがバス停にいる様子からは、2人が出会うことで生まれる何かを期待させる。

 一方、クラゲ水槽の幻想的な雰囲気が特徴的なビジュアルでは、つばめと星ばあが、何やら楽しそうに話している様子が切り取られている。この、くらげ展示数世界一を誇る加茂水族館にある、直径5メートルの世界最大のくらげ水槽での撮影は、美しい映像表現を追求する藤井監督が「ここしかない!」と熱望したもので、映画の大切なシーンを情緒たっぷりに彩っている。「つばめ、14歳。星ばあと出会った、一番短くて大切だった夏―」というコピーからは、異色とも言える二人が織りなすひと夏の感動の物語を予感させる。

 また、バンジョーを披露する亨(伊藤健太郎)、つばめの父・敏雄(吉岡秀隆)、つばめの義母・麻子(坂井真紀)が、つばめと新たな命の誕生を心待ちにしている様子をはじめ、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗らキャストの面々の姿も両ポスターからは確認することができる。

(リアルサウンド編集部)