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阿部サダヲと松たか子「スイッチ2050」でも共演?坂元裕二「5年おきに書きたい」

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ドラマ「スイッチ」リモート会見の様子。上段左から阿部サダヲ、松たか子。下段左から坂元裕二、月川翔。

ドラマ「スイッチ」のリモート会見が6月20日に行われ、キャストの阿部サダヲ、松たか子、脚本の坂元裕二、監督の月川翔が出席した。

元恋人同士の検事・駒月直と弁護士・蔦谷円が、ある事件を巡って対峙する姿を描く本作。この日の会見では、事前に集めた記者からの質問に加え、番組公式Twitterに寄せられた視聴者からの質問にも4人が答えた。

タイトルにちなんで「スイッチがオンになるほどハマッていることは?」と尋ねられると、2カ月以上休みが続いたという阿部は「ほとんどしゃべっていなかったので、“お芝居”ですね」と、松は「裁縫で子供の洋服を作っていました」と回答。その後、「互いが入れ替わったら何をしたい?」という質問に、阿部が「松さんになったら……まぁ洋服を作るでしょうね」と答えると、松は「阿部さんになったら革ジャンを着てスリッパを投げたいです(笑)」と、阿部の所属するバンド・グループ魂を意識した回答を繰り出し、息の合った様子を見せた。

続いて、坂元の脚本と月川の演出についての質問が。「本筋と全然関係ないセリフも面白いし、またそれが効いてくるから、すごいなあって」と語る阿部に、松も「リアルな会話がずっと続くんです。そういう自然な会話を脚本にできるということがすごい」と同意する。また阿部は、長回しの撮影が多かったことに触れ「実は、11.5ページにわたるシーンを1カットで撮ってるんですよ!」と明かし、「ラブシーンも、松さんがアカデミー賞帰りだったから、ちょっとハリウッドっぽくなっちゃってます(笑)」と裏話を披露した。

「坂元さんに聞いてみたい」と月川が選んだのは「今後、このメンバーで作品を撮るとしたら?」という質問。坂元が「このドラマの2人のことを、5年おきぐらいに書きたいです。『スイッチ2070』ぐらいまで……。難しいですかね!? だったら『スイッチ2050』ぐらいまで」と述べると、月川は「ぜひやりたいです! リチャード・リンクレイター監督の『ビフォア』シリーズという、9年おきに同じカップルを撮り続けるという作品があるのですが、そういうのをお二人でやれたらいいなと思いました」と喜ぶ。

2人の希望に、松が「おばあちゃんになっちゃって、座ってるだけかも(笑)」と言うと、阿部も「座ってののしり合うだけかも。でも面白い!」と爆笑。「5年ごとにやることが決まったので、まずは明日の放送を楽しみにしてください!」とアピールする阿部に、視聴者からは「できれば毎年観たい!」と期待の声が寄せられた。

スペシャルドラマ「スイッチ」はテレビ朝日系で本日6月21日21時からオンエア。放送終了後にはTELASAで4K版「スイッチ」が配信される。4K対応端末および4K対応テレビで視聴可能だ。

スペシャルドラマ「スイッチ」

テレビ朝日系 2020年6月21日(日)21:00~23:04

(c)テレビ朝日