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有馬稲子が半生語る書籍発売、市川崑、小津安二郎らの素顔や私生活明かす

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「有馬稲子 わが愛と残酷の映画史」書影

有馬稲子 わが愛と残酷の映画史」と題された書籍が、明日6月29日に発売される。

“ネコちゃん”“おイネ”の愛称を持つ宝塚歌劇団出身の女優・有馬稲子。1954年には岸惠子、久我美子らとともに「文芸プロダクションにんじんくらぶ」を設立し、松竹に移籍したあとも、劇団民藝に所属するなどさまざまな活躍を続けた。この書籍は、映画評論家・樋口尚文を聞き手に有馬の半生を振り返るもの。市川崑、今井正、内田吐夢、小津安二郎といった監督たちの素顔や出演作の裏話、中村錦之助との結婚といったプライベートなどを語り下ろしている。

なお、本書の刊行を記念した特集上映「女優 有馬稲子」が、7月7日から20日まで東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催される。有馬の出演作15本がスクリーンにかけられるほか、初日には有馬が登壇し、樋口が聞き手を務めるトークショーが行われる。上映スケジュールなどは劇場の公式サイトで確認してほしい。

有馬稲子 わが愛と残酷の映画史

筑摩書房 2018年6月29日(金)発売
価格:2052円

特集上映「女優 有馬稲子」

2018年7月7日(土)~20日(金)東京都 シネマヴェーラ渋谷
<上映作品>
「結婚期」
「女性に関する12章」
「胸より胸に」
「泉」
「黒い河」
「夜の鼓」
「彼岸花」
「赤い陣羽織」
「空かける花嫁」
「浪花の恋の物語」
「わが愛」
「かあちゃんしぐのいやだ」
「はだかっ子」
「朱の花粉」
「せきれいの曲」
2本立て料金:一般 1500円 / 会員、シニア 1100円 / 高校・大学生 900円 / 中学生以下 500円
※「朱の花粉」「せきれいの曲」は入れ替え制1本立て上映、料金1100円均一