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パルムドール受賞作「楢山節考」と金熊賞「武士道残酷物語」7月にリバイバル上映

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「楢山節考」ポスタービジュアル (c)今村プロ・東映

今村昌平の「楢山節考」と今井正の「武士道残酷物語」が、7月3日から16日まで東京・丸の内TOEIにてリバイバル上映される。

深沢七郎の小説をもとにした「楢山節考」は、因習により山に捨てられる老婆おりんとその息子・辰平の葛藤を描いた人間ドラマ。1983年の第36回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。おりんを坂本スミ子、辰平を緒形拳が演じている。

「武士道残酷物語」は南條範夫の小説を鈴木尚之と依田義賢が脚色した時代劇で、1963年の第13回ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞を受賞した作品。戦国時代の武士、太平洋に散る特攻隊員、現代のサラリーマンを初代中村錦之助(萬屋錦之介)が演じ分けた。

上映に合わせて、劇場ロビーではパルムドールと金熊賞のトロフィーを展示。料金は一般、シニアともに1100円となる。

「楢山節考」「武士道残酷物語」

2020年7月3日(金)~16日(木)東京都 丸の内TOEI 1
料金:一般、シニア 1100円