Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > NiziU『Make you happy』インタビュー(MIIHI、MAYUKA、RIKU編)「いつでも謙虚に初心を忘れず努力していきたい」

NiziU『Make you happy』インタビュー(MIIHI、MAYUKA、RIKU編)「いつでも謙虚に初心を忘れず努力していきたい」

音楽

ニュース

リアルサウンド

 韓国の芸能事務所JYPエンターテインメントとソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズによるガールズグループ・オーディションプロジェクト「Nizi Project」。2019年2月の記者会見でプロデューサーのJ.Y. Park氏から発表され、同年7月~8月に日本国内8都市、ハワイ、LAを含めた全10箇所で地区予選が行われた。1万人を超える応募者の中から選抜された26名は、4泊5日の東京合宿でトレーニングを行い、ダンスとボーカルの技術に加えてスター性、人柄の観点から選ばれた14名が韓国合宿行きの切符を獲得。その模様は『Nizi Project Part 1』としてHuluで配信され、またたく間に人気が広がった。

(関連:『Nizi Project』Part 2第10話、詳細レポート メンバー9名がNiziUとして活動へ

 4月からスタートした『虹のかけ橋』(日本テレビ)と、『Nizi Project Part 2』(Hulu)では、半年にわたる韓国合宿の模様を放送。そして、つい先日、全世界が注目するデビューメンバー9人が発表された。ガールズグループ「NiziU(ニジュー)」としてデビューすることになった彼女たちは、本日30日にPre-Debut Digital Mini Album『Make you happy』を配信する。そんなNiziUに、早速メールインタビューすることができた。本稿では、抜群の歌唱力と表現力、日常で見せる笑顔で視聴者を癒したMIIHI、トレーナーからのアドバイスに真摯に向き合う人柄と、リズム感のあるラップスキルで評価されたMAYUKA、小柄ながら安定したダンスと歌で存在感を発揮したRIKU編をお届けする。(苫とり子)

■デビューメンバーに選ばれたことはゴールではなくスタート(MIIHI)
――まずは、改めて自己紹介をお願いします。

MIIHI:こんにちは! NiziUのスマイルメーカーMIIHI、15歳です。チームの中ではボーカルを担当しているので、みなさんに素敵な歌声を届けられるように頑張ります!

RIKU:NiziUのエネルギッシュなリス、RIKUです!

MAYUKA:MAYUKA、 16歳。(自己紹介の)決め台詞は色んな曲に染まれるということで、NiziUのカメレオンです(笑)。

――「Nizi Project」が開始してからプレデビューまで、本当にお疲れ様でした。目まぐるしく状況が変化した一年だったと思いますが、皆さんにとってどんな年になりましたか?

MAYUKA:私にとって、この一年間は人生がガラっと変わった年でした。

MIIHI:あっという間の一年だったと思います。たくさんのことを経験し、成長できた忘れられない一年でした。そして、家族のように大切なメンバーと出逢えたことにも感謝しています!

RIKU:本当にオーディションが終わったということが信じられないくらい早かったですね。色々な体験をして、様々なことを学べた年になりました。

――厳しいトレーニングと審査を突破し、見事デビューを果たす皆さんですが、デビューメンバーに選ばれた時から現在に至るまでの心境を教えてください。

MIIHI:デビューメンバーに選ばれた瞬間は本当に嬉しくて。夢が叶った! という喜びが大きかったです。ただ、デビューメンバーに選ばれたことはゴールではなくスタートだと思ったので、もっと成長できるように日々の練習を頑張っています。

RIKU:練習生みんなそれぞれに個性があって、魅力的な子たちばかりだったので、その中で自分がデビューメンバーに選ばれたっていう実感が湧かなかったんです。今でも信じられないですが、すごく幸せです!

MAYUKA:選ばれて嬉しかったのはもちろん、今までお世話になった全てのスタッフさんや、応援してくれている家族や友達、そしてファンの皆さんのために、これからもっともっと頑張ろうと思えました。

――デビューが決まった時、友人や家族などの反応はいかがでしたか。

MIIHI:1番は家族に報告したのですが、泣いて喜んでくれました。いつもそばで応援してくれていたので、デビュー報告ができて嬉しかったです。

RIKU:私の両親は「夢みたいで信じられない!」っていう様子で、でもなぜか兄だけは私なら絶対受かるという自信があったらしく(笑)、「俺はRIKUなら受かると信じてた」ってすごく喜んでくれていました。

MAYUKA:直接はまだ言えていないんですが、LINEで「おめでとう~」って家族全員からお祝いメッセージがきていました!

――「Nizi Project」の総合プロデューサーである、J.Y. Parkさんの第一印象やオーディション期間中の意外な一面を教えてください。

MIIHI:初めは厳しい方なのかな? と少し怖がっていたのですが、実際にお会いしてお話してみると、いつも私たちを気にかけてくれる素敵な方です。オーディション中も毎回励みになる素敵な言葉をかけてくださり、その言葉の一つひとつが何度も私を救ってくれました。

MAYUKA:私も第一印象は、優しそうだけど怖そうだなと(笑)。でも全然そんなことはなくて、会社でお会いする度に日本語で話しかけてくださったり、「風邪を引いている子はいない?」と気にかけてくださったり、本当に優しい方です。

RIKU:J.Y. Parkさんとお話しさせていただく機会がある度に思うことなんですが、本当に日本語がお上手で毎回びっくりしちゃいます! その姿を見て、自分も「もっと韓国語を頑張らないといけないな」と思います。

――そんなJ.Y. Parkさんは、予選や東京・韓国合宿でも厳しく的確なアドバイス、人生や芸能界の先輩としての言葉を皆さんにかけていたと思いますが、その中でも心に残ったものを教えてください。

RIKU:「才能が成功を生むのではなく、努力が成功を生む」という言葉が心に残っています。まさにその通りだなと共感して、頑張ろうと思えました。

MIIHI:いくつかあるのですが、一つは東京合宿でのスター性評価で全員にかけてくださった「みんな特別なんだよ」という言葉です。その時は自分をどうしたら良く見せられるか、何が自分の魅力なのかと悩んでいた時期でもあったので、“ありのままの私でいいんだ”と思えました。もう一つは、ファイナルステージの時にかけてくださった「自信を持って楽しめば、MIIHIさんに勝てる人はいません」という言葉です。ミッション2の時から完璧なパフォーマンスを見せることができなくなり、ステージを心の底から楽しめなかったので悩む日々が多かったんですが、その言葉で自信を持って、自分らしく全力で楽しもう! と思うことができました。

MAYUKA:私は体育祭をした夜に教わった「注意する必要のない人になってください」という言葉にすごくハッとさせられて、これから私たちはアーティストになるんだ! ということを改めて認識させられました。

■一人じゃなく“みんなと歩んでいく” (RIKU)

――家族や友人とも離れ、韓国で半年間過ごすことになった皆さんですが、ワクワクする気持ちと同時に、不安な気持ちもあったと思います。そんな時に心の支えになったことを教えてください。

MIIHI:不安になった時は、家族とビデオ通話をしていました。どれだけ時間が遅くても、早くても必ず電話に応えてくれた家族には本当に感謝しています。私が元気になるように、普段と変わらない楽しい会話で笑い合う時間が心の支えになりました。

MAYUKA:私は家族からの手紙です。別れる時は全く泣かなかったんですけど、いざ韓国に到着して、街の看板が韓国語になったのを見た途端に実感が湧きました。だから、最初の一週間は毎晩ベッドに入って家族からの手紙を読みながら寝ていましたね(笑)。

RIKU:私も家族が大好きだから、できることならいつも一緒にいたいって思っていたので、寂しくて辛かった時期もありました。そんな中でも、メンバーがいつも私を笑わせてくれたおかげで、ここまでやってこられたんだと思います。みんなには本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

――韓国合宿では、トレーニング以外の時間はどのように過ごしていましたか?

MAYUKA:最初の頃はショッピングモールでみんなと買い物したり、出かけたりしていました。

RIKU:食べることが大好きなので、みんなとモッパン(誰かが食べている放送)を見たり、美味しいお店を探して、食べに行ったりすることもありました!

MIIHI:お揃いのコスメを買ったり、可愛いスイーツを食べたり……とても楽しい時間を過ごしていました。また、メンバー全員で仁寺洞を観光したのも良い思い出です。でも、本当に疲れている日はベッドでダラダラしていることもありますよ(笑)。

――皆さんにとって、東京・韓国合宿で出会ったライバルや仲間たちはどんな存在でしたか?

MIIHI:実のところ、あまり練習生をライバルと思ったことはないんです。本当の家族、姉妹のような感覚で、悩みがあれば相談し合って、楽しいことや嬉しいことがあればみんなで思いっきり楽しんで笑い合う最高の仲間です。休日でもみんなでリビングに集まり、ゲームをしたり、お話をしたりするのがとても楽しいんですよ。

MAYUKA: 「Nizi Project」自体、ライバル感はなかったですね。どちらかと言えば、みんなで助け合いながらお互いを高めていく感じでした。例えばミッション3で「殻を破れ」と言われ、どうしたら良いのかわからず悩んでいた時に、マコちゃんが色々とアドバイスや相談に乗ってくれたことが心に残っています。

RIKU:私も他のメンバーがいなかったら諦めていただろうなと思うくらい、辛い時に支えてくれたメンバーの言葉や行動が私の支えになっていました。本当にみんなのことが大好きです。

――MIIHIさん、MAYUKAさん、RIKUさんの印象をそれぞれ教えてください。

RIKU:マユカは落ち着いた雰囲気でみんなの意見を聞いてくれます! ミイヒは年下だけどボーカル面で引っ張ってくれるし、しっかりしているので尊敬できるところが本当に多いです。

MIIHI:まず、NiziUのムードメーカーといえばリクです! 本当に面白くて、いつも明るくメンバーを笑顔にしてくれます。同じ京都出身ということで、地元の話をすることができるのも嬉しいですね。意外と遊ぶことが大好きなので、休日になると「ねぇみんな遊ぼうよ!」と誰よりも遊びたがる隠れ末っ子です(笑)。そして、NiziUの中で不思議なメンバーといえばマユカです。いつもはみんなでワイワイ楽しんでおしゃべりすることが大好きな彼女ですが、休日になるとベッドから一歩も出ずに寝ていたり、夜遅くまでゲームをしていたりするんです! ステージに立つとたくさんの魅力があって、いろんなコンセプトに溶け込めるマユカをいつもすごいなと思っています。ラップもすごく上手で、たくさんの魅力を持っているメンバーです。

MAYUKA:リクは本当に面白くて一緒に喋っていたら、たまに話が噛み合わなくなることが多々あります(笑)。ミイヒはマイペースだけど、自分に対して本当にストイックなので、尊敬しています!

――Nizi Projectから生まれた証である“Nizi”にグループの他のメンバー、そして支えてくれるファンの意味合いが込められている“U”が寄り添っているNiziUですが、初めてグループ名を聞いた時の感動や、覚悟したことなどがあれば教えてください。

MIIHI:「ついに、私たちが1つのガールズグループとして誕生したんだ」と思い、とても感動しました! また、NiziUには、私たちとファンの方々が互いに寄り添うという意味があるので、これからどんな時も一緒にいられるように全力で頑張り、ファンの方々を笑顔にしようと覚悟しました。

MAYUKA:グループ名が発表された時、まだデビューメンバーが発表されていなかったのですが、意味を聞いて「絶対このグループに入りたい」という想いが強くなりました。

RIKU:自分たちのグループ名ができたということが信じられなかったし、ものすごく感動しました。一人じゃなく“みんなと歩んでいく”という意味がNiziUにあるように、これから大変なことがあってもメンバーのみんなと一緒に乗り越えていきたいなと思いました!

■「NiziUみたいになりたい!」と思ってもらえるように(MAYUKA)

――プレデビューミニアルバムの表題曲「Make you happy」は、J.Y. Parkさん自らが作詞作曲を担当されていますが、完成した楽曲を初めて聴いた時に感じたことを教えてください。また、レコーディングの際はどんな気持ちを込めて歌いましたか?

MAYUKA:この曲を初めて聞いた後はなかなか頭から離れなくて、ずっと口ずさんでいました(笑)。メンバーを思いながら歌うと感情がとても入れやすかったので、レコーディング中はメンバーを思い浮かべながら歌いました!

MIIHI:歌詞が本当に可愛いし、聞くだけでハッピーになれる曲だったので、とても気に入りました! この曲でファンの方々がたくさん笑顔になってくれれば嬉しいなと思い、レコーディングの時は明るく笑顔で頑張りました。

RIKU:自分たちのために作詞作曲をしてもらえたことが本当に嬉しかったし、初めて聞いた時はすぐに大好きになりました。レコーディングではJ.Y. Parkさんからアドバイスをいただきながらも、楽しくハッピーな気持ちで歌うことができて良い曲になったと思います。

――2曲目に収録されている曲「Baby I’m a star」は、オーディション番組「Nizi Project」のテーマソングとして使用されている楽曲ですが、レコーディングはいかがでしたか?

RIKU:この曲はオーディションを受けていた時の気持ちを代弁してくれているような歌詞なので、すごく感情を込めやすかったです。

MAYUKA:私のパートには英語が多く、特に発音が難しかったです。リマとニナに何度も教えてもらってレコーディングしました!

MIIHI:聞くだけで明るくなれる曲なので、そのエネルギーを込めながら歌うことが難しかったですね。なので、アクセント部分やリズムに気をつけながらレコーディングしました。

――3曲目「Boom Boom Boom」と4曲目「虹の向こうへ」は、それぞれ印象が違う楽曲となっていますが、みなさんがファンに注目してほしい点はどこですか?

RIKU:「Boom Boom Boom」は唯一ガールクラッシュな曲で、いつもの私たちとはちょっと違った一面が見られるかっこいい曲です。それと反対に、「虹の向こうへ」は聞いているだけで盛り上がれるパワフルで楽しい曲となっています!

MIIHI:「Boom Boom Boom」は今までにないかっこいいコンセプトなので、私たちの新しい一面に注目して聞いてほしいです。また、「虹の向こうへ」は未来への希望を表現した歌詞に注目しながら聞いていただきたいと思います! また、ラップもとてもかっこよく、ダンスもパワフルなのでたくさん見てください。

MAYUKA:とにかく激しめな「Boom Boom Boom」は、テンションをあげたい時にぜひ聴いてみてください。「虹の向こうへ」には、キラキラとした歌詞がたくさん詰まっているので、そこに注目していただけると嬉しいです!

――今回のミニアルバムに収録されている4曲の中で、それぞれアピールしたい歌詞、パフォーマンスがあれば教えてください。

MIIHI:「Make you happy」には、みんながハッピーで笑顔になってほしい! という願いが込められた曲なので、歌詞に注目していただきたいです。また、サビの“縄跳びダンス”がポイントなのでたくさん真似してください。「Baby I’m a star」は、アップテンポで聞くだけで気持ちが高まる曲です。オーディション番組「Nizi Project」のテーマソングでもあったので、Nizi Projectを思い出しながら聞いてくださると嬉しいです!

MAYUKA:「Baby I’m a star」の2番に、〈辛くても止まれないの/振り返ることもできないの/もう少しよ 頑張れるでしょう〉という歌詞があるのですが、とても励まされるのでみなさんも辛いことがあったらこの曲を聞いてみてください。

RIKU:私が「Baby I’m a star」で歌った〈Don’t look back/迷いなんて捨てて/さぁ夢掴みにいこう〉というパートが大好きです。とても胸に刺さったので、ぜひみなさんにも聞いていただきたいです!

――日本だけではなく海外からも注目されるNiziUとして、今後どんなアーティストとして成長していきたいですか?

MIIHI:私たちNiziUは9人で仲良く活動し、たくさんの方々に愛され、パフォーマンスでいろんな魅力を見せられるアーティストになりたいと思っています。なので、可愛さや大人っぽい一面、かっこいいところなど、たくさんの魅力を持つTWICE先輩は本当に私の憧れです。TWICE先輩のようになれるように、いつでも謙虚に初心を忘れず努力していきたいと思っています。

RIKU:私もTWICE先輩のように、国境を越えてたくさんの人から愛されるアーティストさんになりたいなと思っています!

MAYUKA:私たちがTWICE先輩に憧れるように、「NiziUみたいになりたい!」といっていただけるレベルまで成長できるように頑張っていきたいです。

――現在、日本の音楽シーンでは数多くのアーティストや、ガールズグループが活躍していますが、そのシーンの中でNiziUとして存在感を発揮するために何が必要だと考えますか?

MAYUKA:やっぱり、「NiziUといったらあの曲!」と言われるような代表曲を出すことじゃないかなと思います。

RIKU:私たちにしかない明るさや元気さ、魅力、個性を存分にパフォーマンスで披露していくことが大切だと思うので、そうできるように頑張っていこうと思います!

MIIHI:いつでも私たちらしく笑顔で元気に、ファンの方々と一緒に活動することが必要だと思っています。本当にかっこいい素敵なパフォーマンスをお見せできるように日々の練習を一生懸命頑張ります!

――「Nizi Project」で応援してくれていたファンや、初めてNiziUを知る方へのメッセージをお願いします。

MAYUKA:「Nizi Project」を観てくださっていたみなさん、本当にありがとうございました。心が折れそうな時も、コメントなどを読んで皆さんからの声に何度も励まされていました。私が皆さんに元気づけられたように、今度は私たちがみなさんに元気を与えられるよう、これからの活動ももっともっと頑張っていきますので、よろしくお願いいたします! そして、初めてNiziUを知られた方、初めまして。NiziUのMAYUKAです! 私達はオーディション番組を経て、結成されたガールズグループです。これから色々な活動を頑張っていきますのでぜひ応援よろしくお願いいたします!

RIKU:今まで「Nizi Project」を応援してくださったファンのみなさん、たくさんの応援本当にありがとうございました! そして初めてNiziUを知ってくださるみなさん、初めまして。これからみなさんを楽しませられるようなパフォーマンスや、魅力を見せられるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします。

MIIHI:こんにちは、改めてNiziUのMIIHIです。いつも応援してくださり、そして愛してくださり、ありがとうございます! みなさんの応援が励みになりました。応援していただいた分、今度は私たちがみなさんにたくさん笑顔と幸せを届けられるように頑張ります! 私たちのパフォーマンスがたくさんの方の目に止まるよう、これからも努力してもっと良い姿を見せられるように頑張りますので、ずっと見守っていてほしいです。(苫とり子)