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阪本順治&妻夫木聡が「一度も撃ってません」と石橋蓮司の裏話披露

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「一度も撃ってません」“男の談義”トークイベントにて、左から阪本順治、画面に映る笠井信輔、妻夫木聡。

「一度も撃ってません」の“男の談義”トークイベントが行われ、監督の阪本順治、キャストの妻夫木聡が参加し、アナウンサーの笠井信輔がリモートでMCを担当。その模様がYouTubeで公開された。

「一度も撃ってません」は、石橋蓮司演じる時代遅れの作家・市川進を主人公としたハードボイルドコメディ。ネタ集めのため殺しの依頼を受け、自ら手を下さぬも行きすぎた取材で騒動を起こしていく市川の姿が描かれる。本作の公開を直前に控え、イベントでは3人が石橋の魅力や作品の見どころ、制作秘話などで盛り上がった。

約18年ぶりの主演を務めた石橋。現場での様子について、阪本は「ブーブー言っていましたよ(笑)。朝から夜までの撮影だしセリフもたくさんあるし、やることが多いと。小説家役だからパソコンを打つんですけど、蓮司さんはパソコン打ったことがないので、ずっと『一度も打ってません』と言っていました(笑)」とエピソードを披露する。

妻夫木は市川と組む本物のヒットマン・今西を演じた。笠井から「かなり慣れた手つきで銃をいじっていた」と指摘されると、妻夫木は「銃のレプリカをお借りして、ずっと家で練習をしていたんです。妻に何も言わず持ち帰っていたもので、ビックリしていました」と笑う。また妻夫木は、石橋が岸部一徳、桃井かおりとバーで酒を交わすシーンについて「どこまでが台本で、どこまでがアドリブなんだろうと。酒場の中にいる人全員が、そのバーの『常連』になっているんです。この空気感が素晴らしい」と魅力に言及した。

最後に阪本は「こういうご時世になるとは思わず作り上げた作品です。今見ると、また将来こういう“密”な関係性を持てる時が来ればいいなと。今は笑うことも大事なので、面白くなくても笑ってくれれば免疫力が上がります(笑)」と呼びかけた。30分以上におよぶトークの全貌は映像で確認してほしい。

「一度も撃ってません」は7月3日に東京・TOHOシネマズ 日比谷、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

(c)2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ