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美 少年、人気急上昇の理由は3つの視点にあり? ドラマ『真夏の少年』初主演を機に考察

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リアルサウンド

 7月クールの金曜ナイトドラマ『真夏の少年~19452020』(テレビ朝日系)で、美 少年のメンバー全員が主演を務める発表があった。ドラマ初出演のメンバーもおり、大抜擢となったこのニュースにファンの期待も高まっている。昨今、美 少年はコンサートや舞台、演技以外にもバラエティ番組に出演するなど、活躍の幅を拡大中。今、美 少年が注目を集める理由とは何なのだろうか。

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●ポテンシャルの高さ
 結成からまだ約3年半ということもあり、美 少年のメンバーたちは決して演技経験が豊富ではない。だが、舞台での経験を活かし、昨今少しずつドラマへの出演が増えてきており、彼らのポテンシャルを感じる。例えば、メンバーの中で一番多くドラマに出演している佐藤龍我。『Jr.選抜!標への道』(日本テレビ系)でのオーディションを勝ち抜き、『ゼロ 一攫千金ゲーム』(日本テレビ系)の標役を射止めた佐藤。標は冷静沈着で寡黙な役柄ということもあり、エモーショナルな演技が見られる機会は少なかったが、『恋の病と野郎組』(BS日テレ)ではまた違った顔を見せてくれた。第2話では佐藤にスポットライトが当たり、お坊ちゃん役を熱演。スマホを買ってもらえないが故に「スマホは持たない主義」と言い張っていたが、くじ引きでスマホを当てて浮かれている様子は実にかわいらしかった。その後のストーリーでも、屈託のないピュアさを表現していたのではないだろうか。他にも、5月6日の『レンタルなんもしない人』(テレビ東京系)の5話に出演した藤井直樹は、その時がドラマ初出演。しかし、落ち着いた見事な演技を見せてくれていた。経験が少ないながらも、着実に成長を続ける美 少年。ポテンシャルという武器を存分に活かしているように見える。

●圧倒的ビジュアル
 「名は体を表す」という言葉は美 少年のためにあるのかもしれない。昨年『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した時も「全員ルックス抜群のイケメン集団」と紹介されていたように、彼らのルックスに言及している媒体は少なくない。自分たちでも「ぼくたち6人はジャニーさんに『スタイルがよくて、顔もよくて…』という言葉をいただいたグループです! ぼくもほかのメンバー5人は、すごくイケメン揃いだなと日々、思っています(笑い)」(浮所飛貴)(参照)と語っていたり、『GirlsAward 2019 A/W』で「僕たちの名前は美 少年です。これはふざけているわけではございません」(岩﨑大昇)とグループ名をアピールしたり、自他ともに認めるビジュアルの持ち主である。今回の『真夏の少年~19452020』でも岩﨑がリーゼント、佐藤が金髪、那須雄登がセンター分けの優等生スタイルとパンチのあるスタイルを見せてくれているが、誰をとっても「美」。多様性が進む今だからこそ、彼らのような正統派アイドルが目立つ存在になるのではないだろうか。

●個性の中に見える優等生&王道感
 美 少年のメンバーたちはそれぞれ明確な個性を持っている。藤井はいつもニコニコチャーミングな最年長、那須はインテリが売りのMC担当、浮所は底抜けに明るいやんちゃなマルチプレイヤー、岩﨑は歌を武器にグループを牽引するしっかり者、佐藤はスタイルおばけの自由人、金指一世はミステリアスさが魅力の最年少と、それぞれだ。だが、その芯には真面目さがある。一見自由奔放に振る舞っているように見えるものの、それぞれがプロ意識を持っているからか、何をやってもまとまりがいい。さらに息を合わせた6人でのパフォーマンスが特徴的で、歌のユニゾンもピッタリ。王道ジャニーズ感も存在する。そんな彼らが5人で主演に挑戦することで、嵐の『ピカ☆ンチ』シリーズのような伝統的な「ジャニーズドラマ」になっていくのではないだろうか。

 雑誌などでも度々「演技の仕事をしたい」と話してきた美 少年メンバーたち。伸びしろのある王道グループである彼らがコメディドラマにチャレンジし、どう化けていくのか。放送が楽しみだ。(リアルサウンド編集部)