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市村正親、実写映画の吹替に初挑戦 『Merry Christmas!』でクリストファー・プラマーの役に

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リアルサウンド

 市村正親が、11月30日より公開される映画『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』で実写映画の吹替声優に初挑戦する。

 参考:『クリスマス・キャロル』誕生秘話が明らかに D・スティーヴンス&C・プラマー共演作11月公開

 本作は、170年以上に渡って愛され続け、幾度も映画化されてきたチャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』の物語がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を、おなじみのキャラクター・スクルージとの出会いを交えながら、ユニークかつファンタジー感たっぷりに描く。

 聖なる夜に家族が集って贈り物を交換し、お互いの幸せを祈る。現在の世界中のクリスマスのお祝いのルーツには、欧米文学作家の代表格であるチャールズ・ディケンズの不朽の名作『クリスマス・キャロル』の影響がある。文豪の産みの苦しみとともに、ディケンズ家の奇跡を描き、大切な人たちと過ごすクリスマスシーズンを温かく彩る。

 『SPOOKS スプークス/MI-5』のバハラット・ナルルーリ監督がメガホンを取る本作。新作の執筆に挑む若き日のチャールズ・ディケンズを演じるのは、ディズニー映画『美女と野獣』で脚光を浴び、ドラマ『ダウントン・アビー』『レギオン』などでも絶大な人気を誇るダン・スティーヴンス。彼の前に分身のように現われてインスピレーションを与えるスクルージを『人生はビギナーズ』のオスカー俳優クリストファー・プラマー、息子の名声に頼ってばかりいるが、どこか憎めないチャールズの父を『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョナサン・プライスがそれぞれ演じる。

 本作が実写映画の吹替初挑戦となる市村が吹替を担当するのは、本国版でプラマーが演じるスクルージ。市村は「これまでずっとスクルージ役を演じてきた僕にこのお話がくるのは当然だと思いました(笑)。スクルージは物語の初めと終わりで真逆の性格を持つようになり、悪と善のどちらも象徴している異色の主人公。毎回彼を演じることで、僕自身の過去、現在、未来を見つめ直すきっかけをくれるので、とても思い入れの強いキャラクターです。本作ではディケンズがどうやってそんなスクルージを生み出したのかが明かされています。とても楽しく、最後には幸せな気持ちになる作品ですので、ぜひご期待ください!」と意気込みを語っている。

 また本作は、鑑賞者にとって分かりやすい意訳を心掛けた新感覚の吹替版となっており、時代背景や『クリスマス・キャロル』の原作を知らない人でも楽しめる吹替となるようだ。 (リアルサウンド編集部)