音声ガイドを聴きながらダンスを鑑賞、テキストや朗読に岡田利規・川崎麻里子ら参加
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捩子ぴじん
「音で観るダンスのワークインプログレス」が、9月17日にKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで実施される。
視覚に障害のある人たちが芸術を楽しむために、音により視覚情報を補助する“音声ガイド”。本企画では、観客が“音声ガイド”を付けて捩子ぴじんによるダンスを鑑賞する。今回の音声ガイドには、岡田利規が手がけたテキストを川崎麻里子が朗読する「音声ガイド1」、本プロジェクト研究会のテキストによる「音声ガイド2」、語り部の志人がテキストと朗読を担当する「音声ガイド3」の3種類が用意された。併せて行われるトークには、捩子に加え、本プロジェクト企画者の田中みゆき、本プロジェクトの研究会メンバー、そして人間行動学者の細馬宏通が登壇。モデレーターをダンス研究者・批評家の木村覚が務める。
また開演前には、視覚に障害のある人が優先的に参加できる「タッチツアー」を開催。今回のダンスのコンセプトを体で感じたり、ダンサーとコミュニケーションを取ることができる。「ワークインプログレス」「タッチツアー」共に参加費は無料で、事前予約が必要だ。応募詳細はKAATの公式サイトで確認を。
※川崎麻里子の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
「音で観るダンスのワークインプログレス」
2018年9月17日(月・祝)14:00~16:00
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
ダンス出演:捩子ぴじん
トーク出演:捩子ぴじん、田中みゆき、研究会メンバー(岡野宏治、金子聡、難波創太)、細馬宏通
モデレーター:木村覚