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ジョン・カサヴェテス「フェイシズ」「こわれゆく女」など5作が日本最終上映

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「『ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ』日本最終上映」ビジュアル (c)1974 Faces International Films,Inc.

特集「『ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ』日本最終上映」が、8月14日より東京・UPLINK渋谷ほかで順次行なわれる。

俳優として得たギャラを資金に映画を自主制作し、“インディペンデント映画の父”と呼ばれたジョン・カサヴェテス。2012年に開催された特集「ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ」で上映された5作の国内上映権終了に伴い、“日本最終上映”の開催が決定した。

ラインナップには白人と黒人の混血である3兄妹を描いた「アメリカの影」をはじめ、ある夫婦の破綻を描いた「フェイシズ」、カサヴェテスが妻で女優のジーナ・ローランズのために戯曲を書いた「こわれゆく女」、ベン・ギャザラが巨額の借金を背負いこむ場末のクラブオーナーに扮したノワール「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」、ある少女の交通事故を目撃したスター女優の愛と孤独を描く「オープニング・ナイト」が並ぶ。

「『ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ』日本最終上映」はUPLINK吉祥寺、京都・UPLINK京都でも8月28日より開催。現在、特集の予告編がYouTubeで公開中だ。予告に含まれる「ラヴ・ストリームス」は上映されないため注意してほしい。