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エミリー・ブラントも大絶賛! 『クワイエット・プレイス』子役、ミリセント・シモンズの特別映像

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リアルサウンド

 9月28日に日本公開を迎える『クワイエット・プレイス』より、子役のミリセント・シモンズにフォーカスをあてた特別映像が公開された。

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 全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5,000万ドルという数字を叩き出し、2018年度のオリジナル作品全米No.1(※2018年6月13日、BOX OFFICE MOJO調べ)の大ヒットを記録した本作は、音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で生き残った、1組の家族を描いたスリラー映画。主人公のエヴリンを『ボーダーライン』のエミリー・ブラントが演じ、その夫・リー役は、実生活でも彼女の夫であるジョン・クラシンスキーが務めた。なお、クランシンスキーは監督も務めている。

 今回到着した特別映像は、トッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』でローズ役に抜擢され、聴覚障害を持ちながらも優れた演技力をみせ、この年の放送映画批評家協会賞で最優秀若手男優/女優部門にノミネートされるなど、今注目すべきスター子役の1人と言えるシモンズにフォーカスを当てたもの。2度目の映画出演となる本作では、聴覚障害を持つアボット家の娘レーガンを演じている。映像では、本編シーンのほか、シモンズが手話を使って周囲とコミュニケーションを取りながら撮影に励む様子や手話を使ってインタビューに応える姿なども確認できる。

 クラシンスキーは、「ミリー(ミリセント・シモンズの愛称)を見つけたことは、この映画にとって指折りの、素晴らしい出来事だった。驚くほど優れた女優であるだけでなく、彼女が賢く、本当に天使のようであるからだけでもなく、彼女が聴覚障害や手話の経験や知識に対してオープンだったからだ。彼女は決して臆せず、レーガンならきっとこうするとか、こうコミュニケーションをとるはずだと、とても率直に語ってくれたんだ」とシモンズについてコメント。さらに、「撮影に入った初め頃、彼女が歩いて橋を渡るとき、ぼくは彼女に言ったんだ。『不安、怒り、罪悪感、この家族のなかでのけ者だという感覚を、歩きながら全部表現して』。そして彼女は見事にやり切った。ぼくにはできないような形で、彼女はレーガンを理解していた」と撮影を振り返りながら彼女を称賛。

 そして、ブラントもまた「見事な表現をするミリーを目にするのは素晴らしいことだった。初めは少しシャイだったけど、すぐにこちらを圧倒するような演技をするようになった」と大絶賛している。

 今回演じたレーガンという役柄にすぐに魅了されたというシモンズは、「ホラー映画は好きで、この作品も怖かったけど、脚本を読んでいると、レーガンを自分のことのように感じた。耳の聞こえない女の子として息苦しさを感じていて、どうやって家族と馴染めばいいか、家族に何ができるか、どんな手助けができるか分からないでいた。彼女が直面する多くの難題に共感することができた」と明かしている。(リアルサウンド編集部)