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Twenty★Twenty「smile」が週間バイラルチャート初登場1位 ジャニーズ75名と櫻井和寿が紡ぎ出した、愛と笑顔の輪

音楽

ニュース

リアルサウンド

参考:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(7月16日公開:7月9日~7月15日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:Twenty★Twenty「smile」
2位:瑛人「香水」
3位:針スピ子「「ぴえん」のうた」
4位:DISH//「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」
5位:jon-YAKITORY「シカバネーゼ」
6位:BTS「Stay Gold 」
7位:YOASOBI「夜に駆ける」
8位:オレンジスパイニクラブ「キンモクセイ」
9位:yama「春を告げる」
10位:N/A「NO GOOD」

 今週のバイラルチャート1位を獲得したのはウィークリーチャート初登場のTwenty★Twenty「smile」。Twenty★Twentyはジャニーズ事務所所属アーティスト全15組、75名が集結したチャリティーユニットだ。ジャニーズ事務所が行っている社会貢献・支援プロジェクト「Johnny’s Smile Up ! Project」の一環として、新型コロナウイルス感染拡大防止への支援を目的に集結したのがTwenty★Twenty。Twenty★Twentyには、V6、KinKi Kids、嵐、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、山下智久、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、Snow Manが参加している。そして、本作の作詞・作曲を務めたのはMr.Childrenの櫻井和寿だ。

(関連:トニトニ「smile」が紡ぐ愛と笑顔の輪

 ジャニーズアーティストへの楽曲提供といえば、山下達郎がKinKi Kidsに提供した「硝子の少年」や中島みゆきがTOKIOに提供した「宙船」、最近であればゆずの北川悠仁が嵐に提供した「夏疾風」も記憶に新しい。その他にも、小田和正、吉田拓郎、DREAMS COME TRUE、スガ シカオ、椎名林檎など名だたるアーティストがジャニーズアーティストへ楽曲提供を行ってきた。

 一方で、櫻井は楽曲提供を行うことは非常にめずらしく、今までのキャリアでMr.Children以外で作詞・作曲ともに担当したのは2011年リリースのSalyuの「青空」だけ。この楽曲提供もSalyuが櫻井へ何度も依頼し、やっと実現したという。これまでSalyuとは環境問題に取り組むプロジェクト「ap bank」の一環として結成したグループBank Bandで「to U」をリリースするなど活動を共にしていだだけあり、その親密な関係性がゆえ実現した特殊なケースとされていた。

 また、今回特徴的なのは「smile」にクレジットされた名義が旧字体の櫻井和寿であること。櫻井和寿は本名であり、Mr.Childrenでは結成当時から桜井和寿の名義で活動している。これまで「ap bank」の活動などMr.Childrenと離れた一個人として活動する際に櫻井名義を使用しており、今回の「smile」は櫻井和寿個人としてプロジェクトの趣旨に賛同した楽曲提供のようだ。「ap bank」での環境保全活動だけでなく、Mr.Childrenとしては1995年にリリースされた「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」で収益のすべてを同年に発生した阪神・淡路大震災への義援金として寄付するなど、櫻井の社会貢献に対する関心の高さも伺える。

 本作のプロデュースを務める滝沢秀明はTwenty★Twentyの結成にあたり「日本の笑顔に繋がるキッカケの為に」とプロジェクトのビジョンを宣言している。このビジョンに呼応するように本作の作詞について櫻井和寿は〈だけど忘れないで/「君の笑顔に逢える」/それだけで生きていけるボクがいる〉というフレーズはジャニーズアーティストが歌う前提だからこそ書けた歌詞であるとしており、あわせて「ジャニーズの皆さんほど、このフレーズを歌うにふさわしい方はいないと感じます」とコメント。Twenty★Twentyのメンバーが歌うことによって説得力が増すような希望に満ちた歌詞と、櫻井の手掛ける人懐っこくも心地の良いメロディの相乗効果は、書き下ろし楽曲だからこそ実現した賜物だろう。

 ジャニーズ事務所はこれまでも積極的にチャリティー活動を行っていて、1997年には阪神・淡路大震災のチャリティーを目的として関西地方出身者の所属するKinKi Kids、V6、TOKIOの3組からなるJ-FRIENDSを結成し、CDリリースによる収益などから約9億円の寄付を行っている。また、2011年には東日本大震災復興支援プロジェクトとしてMarching Jを立ち上げ、イベントやCD、グッズ販売の収益から約8億円が被災地に送られた。今回の「Johnny’s Smile Up ! Project」では「smile」の収益だけでなく、Johnny’s netオンラインによる映像配信による収益などについても医療物資の購入費用や今後の支援活動に活用される予定だ。

 未だ終わりの見えない新型コロナウイルス感染拡大。「smile」を聴いて元気づけられた方も少なくないだろう。まだまだ我慢の時期は続くが「Johnny’s Smile Up ! Project」の目指す笑顔と愛があふれる世界が一刻も早く訪れることを願いたい。(Z11)