サンシャイン池崎が単独で「金玉」連呼、50分超え演劇の果てにキャスト全員死亡
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「爆裂卓球学園」より。
昨日9月8日と本日9日、サンシャイン池崎の単独ライブ「サンシャイン池崎単独ギャラクシー第六撃『イエエエーイ!!に帰ると池崎が必ず死んだふりをしています。』」が東京・ユーロライブで開催された。この記事では1日目の昼公演の模様をレポートする。
ライブが始まると、大きなドリルと共に池崎が「イエエエーイ!」と絶叫しながら登場。「右手がドリルになってる系男子あるある」を披露し、さっそく客席を盛り上げる。そして「『単独ギャラクシー第六撃』、別名『大声大会2018』にお越しいただきありがとうございます!」と挨拶し、さらに「今回、僕が初めて脚本・演出を担当した“池崎劇団”の舞台があります。僕がやりたいボケをふんだんに盛り込んだ結果、約50分の尺になってしまいました。そして演出の都合により、『金玉』というワードが100回出てきます。それだけはご了承ください」とアナウンスした。
オープニングが流れたあと、池崎は絶叫を封印したスマートなコントを展開して意表を突く一方、女性へのオススメサプライズを絶叫しながら演じるハイテンションコントも。またゲームをテーマにしたネタでは、コマンドが「叫ぶ」「反る」しかない「スーパーマリオブラザーズ」、ゾンビが銃弾を食べてしまう「バイオハザード」、ヒロインの自己紹介だけで3年が経過する「ときめきメモリアル」が観客の爆笑を誘った。
続いて池崎は「焼肉のあとに食べる締めのラーメンって最高だよね!」「高カロリーな焼肉を散々食べたあと、脂っこいものを重ねるあのうまさ……あれ以上のものはこの世にないと思うんだ!」と主張したあと、おなじみの絶叫ネタを開始する。これが終わると、彼は「それでは“締めのラーメン”を味わってください!」と舞台裏にはけ、それと同時にバイク川崎バイクがステージへ。まさかのサプライズに歓声が起こる中、BKBは「締めのラーメンことBKBことバイク川崎バイクです! BKB! BKB! BKB!」と客席を煽り、“ショートBKB”を披露して帰っていった。
その後、冒頭にも説明があった“池崎劇団”の演劇「爆裂卓球学園」がスタート。卓球をテーマにした学園モノだが、小池美由演じるヒロインに雷が落ちたり、主人公の池崎が友人の首を折って殺したり、冒頭から早くもカオスな展開を見せ始める。途中からは池崎が霞むくらいの強烈なキャラが続々と登場し「金玉」を連呼。終盤には池崎なしで話が進む場面も多数見受けられ、最後は不穏な空気のまま「To Be Continued……」と表示されるというまさかの終わり方で会場中をザワつかせた。
エンディングでは池崎とBKBがトーク。BKBは「僕が出たこと覚えてますか? 1時間も金玉コントすると思わなかったから……」と、演劇のインパクトで自身の印象が薄れてしまったことを心配していた。
続いて小池美由ら池崎劇団の面々も全員登壇。小池が「あらかじめ台本をいただいていたら、この仕事は絶対受けなかった(笑)」と冗談交じりに語る中、銃を乱射する音が突如会場に鳴り響く。これは池崎の単独ライブではおなじみの展開。出演者たちはこのことを予測していたかのように弾丸をキャッチし、「ピーナッツ!」と全員でポーズを決めてみせた。しかし、その中の1人が「池崎さん、すみません。俺だけアーモンドでした。みんなで揃えようって言ったのに……」と拳銃で自殺。彼のこめかみを貫いた弾丸はほかのメンバーにも次々と当たり、キャストの全員死亡で公演は幕を閉じた。