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小瀧望主演「エレファント・マン」公演日程決定、近藤公園・高岡早紀・木場勝己のコメントも

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世田谷パブリックシアター×東京グローブ座「エレファント・マン The Elephant Man」の出演者。

「エレファント・マン The Elephant Man」の公演日程が決定。これと併せて、出演者の近藤公園、高岡早紀、木場勝己のコメントが到着した。

森新太郎が演出、ジャニーズWESTの小瀧望がタイトルロールを演じる「エレファント・マン The Elephant Man」は、1880年代のイギリス・ロンドンを舞台に、異形の容姿を持ち、“エレファント・マン”と呼ばれた青年ジョン・メリックを主人公にした物語。公演は10月27日から11月23日まで東京・世田谷パブリックシアターで行われる。チケットの販売は9月26日にスタート。

ジョンと運命の出会いを果たすフレデリック・トリーヴズ医師役の近藤は、上演に向け「『エレファント・マン』は『人間』として『生きる』ことについての話です。劇場という場所に『生きる』ことそのものを感じる、我々作り手と、お客さんとがまた出会えることに、ワクワクしています」と思いを語り、ジョンから思いを寄せられるケンダル夫人役の高岡は「悲しい物語ではありますが、『エレファント・マン』と呼ばれて生き抜いた彼の生き様を見て、自分にとっての『幸せ』とは何か見つけられるのではないでしょうか」とコメント。トリーヴズが勤める病院の理事長カー・ゴム役の木場は「近代科学をもってしても、崇高な人道主義をもってしても、決して救えない不幸があることを、この戯曲は私たちに教えてくれました。今、私たちが遭遇しているコロナのように。しかし私たちは、前に進まなければなりません。科学至上主義に疑いを持ちながらも科学的に、心に絶望を抱えながらも快活に行動する、もう一人の主人公・トリーヴズのように」と作品への思いを述べた。

近藤公園コメント

今回、それぞれの時間の中で色んな思いが生まれたかと思います。自分も未体験の、ぽっかりと空いた時間の中で「生きる」ということについて、ぼんやりと考えざるを得ませんでした。「エレファント・マン」は「人間」として「生きる」ことについての話です。劇場という場所に「生きる」ことそのものを感じる、我々作り手と、お客さんとがまた出会えることに、ワクワクしています。

劇場でお待ちしております。

高岡早紀コメント

演出家の森さんとは昨年に引き続いて2作目となります。

森さんと芝居を作るのは、私にとって楽しみでしかありません。

稽古場では、森さんの活気あふれる演出で緊迫感が漂います。しかし毎日が充実していて、時折見せてくれる森さんの笑顔に救われます。

今回私が演じる「舞台女優ケンダル夫人」は森さん曰く、私への「あてがき」だそうです。(本当は違いますが……)

その言葉を信じて、私らしく演じられたらと思っております。

ほとんどの役者と、今回が初共演です。

素敵なカンパニーになることを祈りながら、これからはじまる稽古を楽しみにしています。

悲しい物語ではありますが、「エレファント・マン」と呼ばれて生き抜いた彼の生き様を見て、自分にとっての「幸せ」とは何か見つけられるのではないでしょうか。ぜひ、多くの皆様にご来場頂きたいと思います。

木場勝己コメント

コロナの収束の目処も立たない中、私たちは、この公演を立ち上げることが出来るでしょうか? いいえ、是非とも成し遂げなければなりません。この戯曲を読み進めるうちに、その気持ちが増していきました。近代科学をもってしても、崇高な人道主義をもってしても、決して救えない不幸があることを、この戯曲は私たちに教えてくれました。今、私たちが遭遇しているコロナのように。

しかし私たちは、前に進まなければなりません。科学至上主義に疑いを持ちながらも科学的に、心に絶望を抱えながらも快活に行動する、もう一人の主人公・トリーヴズのように。

世田谷パブリックシアター×東京グローブ座「エレファント・マン The Elephant Man」

2020年10月27日(火)~11月23日(月・祝)
東京都 世田谷パブリックシアター

作:バーナード・ポメランス
翻訳:徐賀世子
演出:森新太郎
出演:小瀧望(ジャニーズWEST) / 近藤公園、花王おさむ、久保田磨希、駒木根隆介、前田一世、山崎薫 / 高岡早紀、木場勝己

※山崎薫の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。