Netflixアニメ『日本沈没2020』が11月から劇場公開 湯浅政明監督が再構築
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©“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
湯浅政明監督のNetflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』が、『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』として11月13日から全国公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルが公開された。
小松左京のSF小説『日本沈没』をもとにした同作は、大地震に襲われた2020年の日本を舞台に、武藤歩と弟の剛が刻々と沈みゆく日本列島に追い詰められながらも、家族と共に東京から脱出し、懸命に生き抜こうとする姿を描いた作品。
声優陣には上田麗奈、村中知、佐々木優子、てらそままさきらが名を連ねている。上田麗奈はオリンピックを目指して陸上に打ち込む14歳の武藤歩役、村中知はオンラインゲームで世界と繋がる武藤剛役、佐々木優子は歩と剛の母親で、常に前向きな元水泳選手の武藤マリ役、てらそままさきは2人の父親で、頼れる存在の武藤航一郎役を演じる。
劇場版では、配信時の全10話のストーリーを湯浅政明監督による編集で再構築。5.1chの劇場仕様の音響と共に映画作品として生まれ変わったという。
湯浅政明監督のコメント
1話のダビングの時に5.1chで作られた音が心地良くて、これはいい環境で見ないともったいないと思うようになりました。配信が開始されると内容に非難も巻き起こり、意図した所へたどり着かない視聴者の方も多く見受けられました。この作品は見る側へのたくさんの裏切りがあります。それは登場人物が乗り越えるべき苦難と同様で優しくありません。ぜひ劇場でご覧になって確かめて下さい。