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橋本愛がドラマ「35歳の少女」に参加、柴咲コウの“歳上の妹”演じる

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橋本愛

柴咲コウが主演、遊川和彦が脚本を担当する連続ドラマ「35歳の少女」に、橋本愛が参加することがわかった。

本作は、10歳で不慮の事故に遭った今村望美が主人公の物語。体は35歳だが心は当時のまま25年ぶりに目覚めた彼女が、何もかも変わった世界に戸惑いながら生きていく姿が描かれる。望美に柴咲、望美の初恋相手・広瀬結人に坂口健太郎が扮する。

橋本は、望美とは3歳違いの妹・時岡愛美(ときおかまなみ)を演じる。愛美は大手広告代理店の営業部門で働くしっかり者だが、恋愛に不器用な“かまってちゃん”タイプの女性。望美の事故後に両親が離婚して母方の時岡姓を名乗ることになり、環境が激変したことで「自分は姉の代わりになれない」と存在意義に苦しみ、姉の目覚めを素直に喜べずにいる。

橋本は「柴咲さん演じる、自分より歳下のお姉ちゃん。どんな心のやり取りが生まれるのか、楽しみです」とコメント。そして2019年放送の「同期のサクラ」に続いて遊川作品に出演する彼女は「真ん中にあるのは前回の作品と変わらないな、と思いました。信念とはそういうもの、素晴らしい景色をテレビの向こうに咲かせられるように頑張ります」と心境を明かした。

「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の猪股隆一が演出を手がける「35歳の少女」は、日本テレビ系で10月期に毎週土曜22時からオンエア。

35歳の少女

日本テレビ系 2020年10月スタート 毎週土曜 22:00~22:54

橋本愛 コメント

35歳の少女、壊れた家族、それぞれの自責。一つの事実にいくつもの事実が発生し、正しさも美しさも隠れて、壊れたものは二度と元には戻らない。闇雲に継ぎ接いで、元の輪郭に整えたとしても、罅を無視することはできない。でもきっと、粘り気の強い日々を積み重ねて、煌めきで覆ったら、いつか金継ぎの器のように、壊れたからこそ美しい、何かに変態できるかな。居た堪れないほど失い壊れゆく人生が無数に散らばる世の中で、再生の美を見せつけられたら。

柴咲さん演じる、自分より歳下のお姉ちゃん。どんな心のやり取りが生まれるのか、楽しみです。
遊川さんの作品の真ん中にあるのは前回の作品と変わらないな、と思いました。信念とはそういうもの、素晴らしい景色をテレビの向こうに咲かせられるように頑張ります。

大平太(プロデューサー)コメント

橋本愛さんとは、昨年「同期のサクラ」で初めてご一緒しましたが、お芝居に対する真摯な姿勢に驚かされました。
姉の事故により,家族を奪われ、複雑な感情を秘めた難しい役ですが、遊川さんの描く「愛美」は、とてもぶっ飛んだ,ポップなキャラクターです。
それを、橋本さんがどう受け止め、演じるかとても楽しみにしています。また、コウさんとの「姉妹競演」も注目しています

(c)日本テレビ