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NEWS 増田貴久、ラスベガスで受けた影響を語る「価値観がガラッと変わる出来事」

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リアルサウンド

 NEWSの増田貴久が、8月21日放送の『アナザースカイII』(日本テレビ系)に出演した。

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 今回は過去に番組出演した増田、KAT-TUNの亀梨和也と中丸雄一、生田斗真、近藤真彦、東山紀之のVTRを、増田がMCの今田耕司と広瀬アリスとともに観る「ジャニーズスペシャル」がオンエアとなった。

 2003年にNEWSのメンバーに抜擢されメジャーデビューを果たした増田。ジャニー喜多川が増田を選んだ理由は、「YOUの声がいいから歌を歌っていった方がいい」と褒められたことがきっかけだったという。「最初は『YOUは声が面白いね』って言われたんですよ。ジャニーさんはそうやって種を蒔いてくれて自分で気付かせる」と恩師に見出された個性から増田は人を楽しませることの醍醐味を感じていった。

 増田が人生観を変えるほどの衝撃を受けたのは、アメリカ・ラスベガス。ショービジネスの聖地で世界最高峰のエンターテインメントが結集する街だ。増田は「ラスベガスのショーを観て、この業界にいてショーを作る身としての意識が変わった」と話し、KAT-TUNとNEWSで舞台『SUMMARY』を公演する際に勉強としてラスベガスに行っていたことを明かす。「どっちのグループもパンパンに人がおった時や」という今田のコメントに増田は苦笑しながら「当時、とんでもない人数でフライングするっていうのが目玉だったんですけど。『またSUMMARYやりたいよね』って話するんですけど、今スッカスカになっちゃって」と触れ、今田も「自分で言うた……」と天を仰いだ。

 当時、18歳の少年にとってラスベガスの全てが衝撃だった。度肝を抜かれたのは、アクロバットをアートへと昇華させた世界的エンターテインメント集団のシルク・ドゥ・ソレイユ。レジデントショーの「O」と「Kà」を鑑賞した増田は、「価値観がガラッと変わる出来事で、こんなすごいショーがあるんだなっていうのを」と当時の感動を振り返り、「どれだけ努力してこれを作ったんだろうとか、これ1秒、1枚の画にかけた時間はどれくらいなんだろうとか。どこまでワクワクしてもらえて、すごいものを届けられるんだろうと気持ちが変わりましたね」と触発された心の高まりを思い出す。

 その熱量は自分たちのステージに惜しみなくぶちまけた。増田はライブの衣装デザインを手掛けるようになったのだ。さらに、舞台セットにもこだわる。ツアー本番中でもその日のライブ映像を見て、翌日には修正。少しでもライブを良いものにしようとしている。「見たことないものとか、非日常を、これだけお金払って来てもらって、時間作ってもらった人に何が出来るんだろうというものを考え過ぎちゃって、1周回ってやり過ぎちゃうことも」と妥協せずに、やれることは出し尽くすラスベガス級のエンターテインメントを語った。