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藤岡みなみプロデュース、マーシャル諸島で戦争の記憶たどるドキュメンタリー公開

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「タリナイ」

タレント・エッセイストの藤岡みなみがプロデュースしたドキュメンタリー映画「タリナイ」が、9月29日に公開される。

12月開催の第1回東京ドキュメンタリー映画祭で長編コンペティション部門に正式出品される本作は、ミクロネシアの島国・マーシャル諸島共和国を舞台とした作品。1945年4月に同地で命を落とした日本兵・佐藤冨五郎の日記を手がかりに、74歳になった息子・佐藤勉が父の最期の地を巡る様子を映し出す。道中では、旧日本軍が残した建物を使った家や、日本語の恋の歌を歌う人々といった“戦争の記憶”と出会うこととなる。

本作で初監督を務めた大川史織は、本作について「11年前、〈コイシイワ アナタハ〉とはじまる日本語の歌をマーシャル諸島で聞いたことが、映画を作りたいと思ったきっかけでした」「え、マーシャルってどこにあるの?って? 知らなくてもエンマン(マーシャル語でOK)です。ウクレレの音が聴こえる方へ、チャンポ(マーシャル語で散歩 / 旅行)に出かけましょう!」とコメントしている。

「タリナイ」は東京・UPLINKほかにてロードショー。YouTubeでは予告編も公開中だ。

大川史織 コメント

11年前、〈コイシイワ アナタハ〉とはじまる日本語の歌をマーシャル諸島で聞いたことが、映画を作りたいと思ったきっかけでした。
歌の歴史を繙くことで、日本からはすっかり遠く、見えなくなってしまったマーシャルと日本を行き交うひとびとの中に、さまざまな出会いと別れがあったことを知りました。
「なぜ、知らなかったんだろう」「なぜ、知っているんだろう」「なぜ、○○できるんだろう」「なぜ、○○しないんだろう」……。
この映画には、そんないくつもの「なぜ」が生まれる場面がきっとたくさんあります。
ひとりひとりの感じ方で変わる「なぜ」を皆さんと一緒に考えたくて、この映画を作りました。
え、マーシャルってどこにあるの?って?
知らなくてもエンマン(マーシャル語でOK)です。
ウクレレの音が聴こえる方へ、チャンポ(マーシャル語で散歩 / 旅行)に出かけましょう!