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東山紀之が宮本亞門と初タッグ! 舞台『チョコレートドーナツ』キャスト&メインビジュアル公開

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『チョコレートドーナツ』メインビジュアル

12月7日(月)〜12月30日(水)PARCO劇場にて上演される『チョコレートドーナツ』のキャストが決定し、メインビジュアルが公開された。

1979年のウェスト・ハリウッドを舞台に、ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子供を育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』。社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描いた本作を、世界で初めて東山紀之主演、宮本亞門演出で舞台化する。

東山が演じるのは、シンガーを夢見ながら、ショーパブの“口パクダンサー”として日銭を稼ぐルディ。出口の見えない生活を送るルディは、ゲイであることを隠して生きる地方検事のポールと、隣室に住むダウン症の少年・マルコと出逢うことで変わっていく。映画ではトニー賞受賞俳優のアラン・カミングが演じたこの主人公に、東山が観客を魅惑するダンス、唄、演技で挑んだ。そしてルディと共にマルコを育てようと、世間と闘うポールを演じるのは谷原章介。ゲイのカップルであるルディとポールが悩み、迷いつつ、手を組んで世の中に立ち向かっていく。また、ダウン症の少年マルコ役として、実際にダウン症を公表している高橋永と丹下開登がダブルキャストで出演。そのほか、高畑淳子、モロ師岡、堀部圭亮、八十田勇一らが共演する。

70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜながら、懸命に生きる人間の姿を演出するヒューマンドラマ。主演である谷原は「ドラァグクイーンのショーシーンでは様々なダンスを披露しますし、名曲の歌唱シーンもありますので、どうぞ楽しみにしていて下さい」と本作についてアピールしている。

<演出&キャストからのコメント>

●演出:宮本亞門
この難役に東山さんが挑戦することに、心から敬意を表します。今までドラァグクイーン役は日本でも多くの男優が演じてきましたが生半可ではできません。特に今回のルディは、傷つき、ボロボロになっても真っ向から社会と戦う、愛情深い人間です。原作の映画でもアラン・カミング氏が壮絶な演技で観客の心を鷲掴みにしました。東山さんは、蜷川幸雄氏が演出した「さらばわが愛 覇王別姫」や「サド侯爵夫人」で女形や女性を演じられていますし、今回の生々しいドラァグクィーン・ルディをどう演じるか、演出家としてとても楽しみです。また、谷原さん演じるポールも作品を通して戸惑い変化していく難しい役です。東山さん、谷原さん、そしてダウン症のある少年マルコ役の高橋君、丹下君がみせる愛の姿、このコロナ禍で、本気で挑む舞台に是非ご期待ください。

●主演:東山紀之
この作品は苦しい状況の中でも“愛”や“希望”の為に必死に立ち向かう人間の姿を描いています。
私が演じるルディは、感情の起伏が激しいけれど、愛情深い人物なので、とても難しい役柄だと感じています。
宮本亞門さんが表現する世界観を楽しみながら全身全霊で演じたいと思います。
ルディとして、谷原さん演じるポールとダウン症のある少年マルコ役の高橋くん、丹下くんを最後まで愛し抜きます。
ドラァグクイーンのショーシーンでは様々なダンスを披露しますし、名曲の歌唱シーンもありますので、どうぞ楽しみにしていて下さい。

●谷原章介
「チョコレートドーナツ」甘いタイトルですが切なくて悲しくも温かい物語。劇場で映画を観て大好きになった作品でした。
今回、東山さんのドラァグクイーン姿、踊り、歌、そして何よりダウン症のある役者さん高橋さん丹下さんとお芝居できることが楽しみ。亞門さんの演出が優しくそして暖かく皆を包み込んでくれる事間違いなしです。深いテーマはそこにありますが、まずは難しい事抜きにして楽しんでいただきたいと思います!

PARCO劇場オープニング・シリーズ『チョコレートドーナツ』
公演日程:2020年12月7日(月)~12月30日(水)@PARCO劇場
地方公演:2021年1月~@長野、仙台、大阪、愛知
チケット前売り開始:10月25日(日)

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