KAVC FLAG COMPANY2シーズン目に突入、オパンポン創造社ら6団体参加
ステージ
ニュース
「KAVC FLAG COMPANY 2020-2021」ビジュアル
兵庫・神戸アートビレッジセンターが実施する「KAVC FLAG COMPANY 2020-2021」のラインナップが発表された。
昨年スタートした「KAVC FLAG COMPANY」は、アーティストと劇場が協働して多様な舞台表現を生む、“創る劇場”を目指して企画された舞台芸術セレクション。2シーズン目となる「2020-2021」には、関西を中心に活動するAhwooo、努力クラブ、安住の地、オパンポン創造社、劇団不労社、うんなまの6団体が参加し、それぞれ同会場のKAVCホールで公演を行う。11月にはAhwooo「パンと日本酒」、来年1月には努力クラブ「救うか殺すかしてくれ」、2月には安住の地「!play!」、オパンポン創造社「オパンポン★ナイト~ほほえむうれひ~(仮)」、3月には劇団不労社「BLOW & JOB(仮)」、うんなま「ANCHOR」が上演される予定だ。
同劇場の舞台芸術プログラムディレクターを務めるウォーリー木下は「昨年より始まった KAVC FLAG COMPANY、おかげさまで今年度もやることになりました。関西を中心に活動している“今見るべき”カンパニーを紹介する企画だったのですが、今年は、それだけではなく、演劇が今できることを、劇場が今できることを、一緒に考え、発信していくものになりそうです」と構想を明かしつつ、「演劇は“答え”ではなく“設問”です。ぜひ、劇場に来て下さい。そして一緒に考えましょう」と観客に呼びかけた。
ウォーリー木下コメント
昨年より始まった KAVC FLAG COMPANY、おかげさまで今年度もやることになりました。
関西を中心に活動している“今見るべき”カンパニーを紹介する企画だったのですが、今年は、それだけではなく、演劇が今できることを、劇場が今できることを、一緒に考え、発信していくものになりそうです。
否応なしに。
今回、参加してくれるカンパニーはいわゆる小劇場と呼ばれる場所を主戦場としています。
彼らがこの時代に何を考えて何を創ろうとしているのかは、とても興味があります。
小劇場という“自由”な空間だからこそ生まれる表現は、必ず観客の皆さんにも“自由”ということを考えるきっかけになると思っています。
演劇は“答え”ではなく“設問”です。
ぜひ、劇場に来て下さい。そして一緒に考えましょう。
「KAVC FLAG COMPANY 2020-2021」
Ahwooo「パンと日本酒」
2020年11月13日(金)~15日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
作・演出:中野そてっつ
出演:牧野亜希子、如月萌
努力クラブ「救うか殺すかしてくれ」
2021年1月22日(金)~24日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
作・演出:合田団地
出演:佐々木峻一、西マサト、大石英史 ほか
安住の地「!play!」
2021年2月5日(金)~7日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
作・演出:岡本昌也、私道かぴ
出演:中村彩乃、森脇康貴、日下七海、にさわまほ、山下裕英、武田暢輝、雛野あき、沢柳優大、吟醸ともよ、タナカ・G・ツヨシ ほか
※「!play!」の1つ目の「!」は逆感嘆符、沢柳優大の「柳」は旧字体が正式表記。
オパンポン創造社「オパンポン★ナイト~ほほえむうれひ~(仮)」
2021年2月26日(金)~28日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
作・演出:野村有志
出演:野村有志、川添公二、飯嶋松之助、伊藤駿九郎、成瀬遥 ほか
劇団不労社「BLOW & JOB(仮)」
2021年3月12日(金)~14日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
作・演出 :西田悠哉
出演:宮前旅宇、村田千晶 ほか
うんなま「ANCHOR」
2021年3月26日(金)~28日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
作・演出:繁澤邦明
出演:秋桜天丸、雀野ちゅん、和栗一 ほか