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少女の亡命が始まる…絵本作家の半生もとにした「ヒトラーに盗られたうさぎ」公開

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「ヒトラーに盗られたうさぎ」

「名もなきアフリカの地で」のカロリーヌ・リンクが監督を務めたドイツ映画「ヒトラーに盗られたうさぎ」が、11月より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。

絵本作家ジュディス・カーの自伝的小説「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を映画化した本作。ナチスが政権を握る直前に故郷ドイツを出国し、スイスやフランスを経て1936年にイギリスへ渡ったカーの過酷な亡命生活をもとにしており、9歳の少女アンナが困難を乗り越えながら家族との絆を深めていくさまが描かれる。住み慣れた家を離れる際、「持ち物は1つだけ」と母に言われたアンナは、大好きな“ピンクのうさぎのぬいぐるみ”などに別れを告げ、この日を境に逃亡生活へと足を踏み入れていくのだった。

アンナ役は新人のリーヴァ・クリマロフスキ。「帰ってきたヒトラー」でヒトラーに扮したオリヴァー・マスッチがアンナの父、「ブレードランナー 2049」のカーラ・ジュリが母を演じた。また、アンナとその家族を気に掛ける心優しいユリウスおじさん役で「お名前はアドルフ?」のユストゥス・フォン・ドホナーニ、アンナの兄マックス役で「はじめてのおもてなし」のマリヌス・ホーマンが出演している。

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