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「SSFF & ASIA」環境大臣賞に若手日本人監督作『オアシス』が選出 三好優太監督「若い世代が興味を持つきっかけに」

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映画祭地球を救え!環境大臣賞

アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」は、「映画祭地球を救え!環境大臣賞」に日本人監督・三好優太の『オアシス』を選出した。

SSFF & ASIA と環境省は、2013年より「地球を救え!」部門を展開。今年は全コンペティション入選作品の中から最も環境問題に対するメッセージ性の高い作品に本賞を授与することとなった。映画祭の代表を務める俳優・別所哲也は、環境省にて小泉進次郎環境大臣とともに、『オアシス』はアニメーション作品としてのエンタテインメント性と環境問題に関するメッセージ性がともに高く、より幅広い人に気づきを与えてくれる作品と評価されたことを発表した。

『オアシス』

受賞した三好監督は、「『オアシス』」は卒業制作のために制作した作品。自分も含め、若い世代は環境問題への危機感が少ない。様々な自然問題について知る中で、自分のような同じ若い世代が興味を持つきっかけになってほしいと感じました。人間の発展によって生じた環境問題を、人間の叡智であるAIを生かし生物を守る世界を作りたいと考え、作品を制作しました」とコメント。

作品鑑賞後の会談では、別所がデジタルと自然の共生を描いた映画の世界観を絶賛。環境省のアンバサダーであり、映画祭アンバサダーでもあるLiLiCoは、「ショートフィルムはストレートにメッセージを伝えられる。先進国である日本だからこそ、こういった作品が学校の授業で紹介され、子供たちが自然について学んでほしい」と語った。

また小泉環境大臣は「アル・ゴア元副大統領の『不都合な真実』で大きく世の中が動いたように、映画コンテンツの影響力は大きい。政治や行政では届かないところまでメッセージを届けることができる。環境省がこの映画祭と協力しあうことで過去の受賞作品も含め、短編映画を見ることで、多くの人が環境問題に関心を持つきっかけに繋がってほしい」と話した。

本作品は本日11:00より、これまでの地球を救え!環境大臣賞受賞作品とともに、SSFF & ASIAオンライン会場で9月15日までの期間限定で世界配信される。
https://www.shortshorts.org/
※過去受賞作品も国内同時配信 https://shortshorts2020.vhx.tv/save-the-earth
9月16日(水)に開催の映画祭アワードセレモニーには、環境省から改めて監督への賞の授与が行われる。

そして、9月3日(木)には、オンラインで実施される国際会議(新型コロナウィルスからの復興と気候変動・環境対策に関する「オンライン・プラットフォーム」閣僚会合・「Platform for Redesign 2020」)で、発表された「地球を救え!環境大臣賞」の『オアシス』が世界に向けて発信、紹介される。
https://platform2020redesign.org/

■開催概要
名称:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 代表 別所哲也
日時:2020年8月31日(月)10:00~11:00
登壇者:小泉進次郎(環境大臣) 、別所哲也(SSFF & ASIA 代表)
LiLiCo(環境省つなげよう、支えよう森里川海アンバサダー/SSFF & ASIAアンバサダー)、三好優太(受賞監督)

環境大臣受賞作品
『オアシス』 OASIA
監督:三好 優太(みよし ゆうた)
日本/ 7:35 / アニメーション / 2019
2050年、急激な気候変動に耐えられず、大量死したカエルを救うべくAIアニマルSAVIORが開発される。SAVIORは大量死した種と同じカエルに出会い、学習し、行動をともにしながら、情報収集を行う。

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