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クリストファー・ノーラン、IMAXへの情熱語る「うっとりした子供の頃を思い出す」

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ナタリー

左からジョン・デヴィッド・ワシントン、クリストファー・ノーラン。

クリストファー・ノーラン最新作「TENET テネット」より、スタッフ・キャストのコメントが到着した。

「TENET」という謎の単語をキーワードに、第3次世界大戦を防ぐミッションを課せられた名もなきエージェントの姿を描いた本作。ジョン・デヴィッド・ワシントンが主人公に扮したほか、ロバート・パティンソンが相棒ニール、ケネス・ブラナーがロシアの富豪で未来と現在をつなぐ重要な鍵を握るアンドレイ・セイター、エリザベス・デビッキがセイターの秘密を知る妻キャットを演じた。

当時はドキュメンタリー撮影などに使われていたIMAXカメラを、2008年の「ダークナイト」で長編映画に使用したノーラン。本作では、世界7カ国でIMAXカメラでの撮影を行っている。そんなIMAXへの情熱を、ノーランは「IMAXはほかの映画フォーマットではできない形で観客をアクションに放り込むことができる。映画を観に行っては、素晴らしい作品が与えるスケール感や雄大さにうっとりした子供の頃を思い出させてくれる。フィルムメイカーは、その頃の気持ちにいつも戻ろうとするものだし、そうするためには、自分の作品をIMAXの大きなスクリーンに映し出すのはとてもいい方法だと思う」と明かす。

またワシントンは、コロナ禍を踏まえ「昨今の状況はいまだかつてなかったけれど、1つ言えることは、どんな状況にでもノーラン監督作品に対する感情は今回も同様に抱いてもらえればと願っているよ。映画を可能な限り進化させ、常に限界に挑戦し、これまで不可能だと思われていたようなアイデアを存分に本作に詰め込んでいるしね」と語る。デビッキは「本作は非常に壮大なスケールで描かれているので、ぜひ映画館の大型スクリーンで観ていただきたい。本来意図されていた形で上映を迎えるということは、とても素晴らしいことだと思う」と、ブラナーは「映画館で観たあとには、きっと大いなる開放感や、ほとばしるものを感じられるだろう。とても動的でエネルギーあふれる本作は、観客をスクリーンの中の世界へと巻き込んでいき、息つく暇もなく恐怖や興奮を味合わせてくれると思う」と、本作をスクリーンで観るべき理由を述べた。

またこれまでもノーランとタッグを組んできたプロデューサーのエマ・トーマスは「ノーラン監督が、子供の頃に大規模なアクション映画を観て感じていたのと同じ思いを、観客にもまた体験してもらえるような作品を作りたいと言っていました。本作を観に来ていただく皆さんにも、ぜひ私たちと同じような体験をしてもらえれば」と願いを込めた。

「TENET テネット」は9月18日に全国公開。

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