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ヴェネチアで銀獅子賞を受賞! 時の人となった黒沢清監督が語るスペシャルな映画監督10人とは?

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去る9月13日(日)(現地12日)、第77回ヴェネチア国際映画祭の授賞式が行われ、コンペティション部門で『スパイの妻』の黒沢清監督が銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した。これは第60回に『座頭市』で北野武監督が受賞して以来、日本人としては17年ぶりの快挙となる。

『スパイの妻』(C)2020 NHK, NEP, Incline, C&I

黒沢監督といえば、2008年の『トウキョウソナタ』でカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門審査員賞、2015年の『岸辺の旅』で同映画祭の「ある視点」部門監督賞を受賞するなどすでに国際的な名声は手にしていたが、ヴェネチア映画祭のコンペ部門選出は今回が初で、しかも銀獅子賞の栄冠。コロナ禍でのうれしい話題として日本でも大きく報道され、まさに時の人となった。

そんな黒沢監督だが、栄冠から遡ること2年、2018年の夏にぴあ(アプリ)のインタビュー連載で、自身の映画製作に大きな影響を与えた世界の監督を挙げ、それぞれの思い出や見解について語っている。その顔ぶれとは、サム・ペキンパー、フェデリコ・フェリーニ、テオ・アンゲロプロス、小津安二郎、リチャード・フライシャー、トビー・フーパー、ジャン=リュック・ゴダール、エドワード・ヤン、ロマン・ポランスキー、そしてスティーヴン・スピルバーグの計10人。「初めて監督名を意識して作品を観たのがサム・ペキンパー」、「トビー・フーパーは他の監督とは異なる“思い出の中”にいる存在」「スピルバーグはひとつの理想形として常に意識している」など、自身の映画人生と重ね合わせながら、彼らからどのような影響を受けてきたのかを赤裸々に語っている。

※写真は2018年取材時のもの 撮影:池村隆司

東京藝術大学で教鞭をとり、教え子の中からも多くの才能が飛び出している黒沢監督だが、そのさらに“師匠”とも言える名監督&名作たちとのさまざまなエピソード。“時の人”をより深く知るためにも、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

『スパイの妻』
10月16日(金)公開

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