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伊藤万理華が時代劇に挑む女子高生映画監督に 金子大地ら共演『サマーフィルムにのって』公開決定

映画

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リアルサウンド

 伊藤万理華主演映画『サマーフィルムにのって』が2021年に公開されることが決定した。

 本作は、女子高生の映画監督が時代劇に挑むSF青春映画。澤明やマキノ雅弘作品など、時代劇を溺愛する女子高生・ハダシが所属する映画部では、彼女の趣味とは真逆のキラキラ青春ラブストーリーの制作ばかり。そんな状況に落胆するハダシの前に、理想とする武士役にぴったりな少年・凛太郎が現れる。彼との出会いに運命を感じたハダシは、親友のビート板とブルーハワイを巻き込み、自分の愛する時代劇の制作に乗り出すことに。個性豊かなスタッフを集め文化祭での上映を目指し、ひと夏の映画作りに熱中するハダシ組。しかし、実は凛太郎はタイムトラベルしてきた未来人だった。

 主人公のハダシ役で元乃木坂46の伊藤が主演務め、未来から来た少年・凛太郎役を、『腐女子、うっかりゲイに告る』でNHK初主演を果たし、一躍脚光を浴びた金子大地が務める。そのほか、河合優実、祷キララ、板橋駿谷、甲田まひる、ゆうたろう、小日向星一、池田永吉、篠田諒が共演に名を連ねる。

 監督を務めるのは、ドラマやCM、MVなど幅広く手がける松本壮史。松本監督と伊藤とのタッグは、2018年のTOKYO MXドラマ『ガールはフレンド』以来となる。また、劇団「ロロ」主宰の三浦直之が脚本を担当する。

 なお本作は、10月31日より開催される東京国際映画祭で特別招待作品として上映されることも決定している。

 主演の伊藤と松本監督からはコメントが寄せられている。

コメント

伊藤万理華

松本壮史さんと三浦直之さんのタッグは、2年前に短編ドラマでご一緒させていただいて以来です。
心がきゅっとなる瞬間、柔らかくて詩的な言葉と空気、印象的で大好きでした。
新しく映画をつくると聞いて、ものすごいスケールが大きく感じて始まる前まで緊張していましたが、始まってからは役名の通りハダシで、日々をただただ必死に駆け抜けていました。登場人物全員、本当に愛おしくて離れがたくなるくらいみんな素敵でした。早くスクリーンで会いたいです!
映画に対して好きと憧れがあるからこそ、この作品に関われたことは一生の宝物です。

松本壮史監督

最高にしびれる青春映画を撮りたいとずっと思っていました。
脚本の三浦直之(ロロ)と作ったこの物語は、友情も恋愛も SF もアクションも、夏の空気と一緒に全部がギュッと詰まっています。
自分にとって最高の長編デビュー作となりました。こんな時代ですが、スクリーンがとても似合う作品になったと思います。
主演の伊藤万理華さんをはじめとした、若く魅力溢れる俳優陣の輝きを目撃してください。『サマーフィルムにのって』をよろしくお願いします。

■公開情報
『サマーフィルムにのって』
2021年、全国ロードショー
出演:伊藤万理華、金子大地、河合優実、祷キララ、板橋駿谷、甲田まひる、ゆうたろう、小日向星一、池田永吉、篠田諒
監督:松本壮史
脚本:三浦直之(ロロ)、松本壮史
製作:サマーフィルムにのって製作委員会
配給:ファントム・フィルム
制作プロダクション:パイプライン
(c)サマーフィルムにのって製作委員会
公式サイト:phantom-film.com/summerfilm