『EXILE TRAIN』LDHアーティストが名曲披露 エンタテインメントの未来へ掲げた「RISING SUN TO THE WORLD」
音楽
ニュース

LDHの新たなエンターテインメントとして、9月19日から8日間にかけて所属アーティストたちが豪華なステージを繰り広げた有料配信ライブ『LIVE×ONLINE IMAGINATION』。その追加公演『LIVE×ONLINE IMAGINATION PREMIUM LIVE EXILE TRAIN』が、EXILEがデビューした記念すべき日、9月27日に開催された。「EXILEを歌って踊ろう!」をテーマに掲げた本公演には、配信ライブ初参加のEXILE TAKAHIROを始め、EXILE THE SECOND、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)、FANTASTICS from EXILE TRIBE(以下、FANTASTICS)、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE(以下、BALLISTIK BOYZ)が登場。EXILE NAOTO、小林直己、岩田剛典やLDHの新グループ PSYCHIC FEVERも参加し、この日限りのスペシャルな演出でEXILEの名曲たちが披露された。
EXILEの歴史は2001年9月27日から始まり、“EXILE魂”は19年にわたって新しく誕生したグループへと受け継がれてきた。その一体感を示すように、まずはDJ Sho-hey(THE RAMPAGE 浦川翔平)のDJプレイに導かれて、全グループのパフォーマーが続々とステージへ。華やかなダンストラックでオープニングを飾る。
今回のライブに向けて、EXILE TAKAHIROは事前取材で「これからLDHを引っ張っていく新しい形でファンに届けられるのは嬉しい。(中略)メンバーとしての橋渡し、新時代の子たちに引き継いで行けたら」と語っていた。そんなEXILE TAKAHIROが、「LIVE×ONLINE、楽しんでいこうぜ!」という高らかな叫びを合図に歌い始めたのは、2006年にEXILE第二章の始まりを告げたシングル曲「Everything」。にこやかに歌う彼のもとにEXILE THE SECONDのパフォーマーが駆け寄る様が微笑ましい。しかし、ムーディーなサウンドから「Choo Choo TRAIN (SECOND ver.)」に繋げば、EXILE NESMITHとEXILE SHOKICHIもボーカルとして加わり、EXILE THE SECOND特有の大人の色香でステージを染めていく。「Together (SECOND ver.)」の曲中には、過去の衣装やロゴを通してEXILEの歴史を辿るコーナーもあり、彼らが歩んできた長い道のりと絆を実感する場面となった。
アンダーグラウンドの空気を纏い、キャデラックに乗って現れたのは、今やJr.EXILE世代を牽引する存在のTHE RAMPAGE。川村壱馬、吉野北人、RIKUというタイプの違う3ボーカルを中心に、EXILEさながらの大所帯で宴を盛り上げる。彼らがカバーするのは、EXILEのルーツと言えるダンスジャンルをタイトルに据えた「New Jack Swing」と、3ボーカルを選出した『VOCAL BATTLE AUDITION 4』の課題曲でもあったグルービーなラブソング「Change My Mind」。どちらも今のTHE RAMPAGEに欠かせない楽曲だが、特に自身の1stアルバム『THE RAMPAGE』でもカバーしている「New Jack Swing」は、グループのコンセプトに“ヒップホップ”を掲げる彼らにとって特別な1曲だろう。EXILEらしさを継承しながらも、自分たちならではのアレンジを取り入れ、次世代グループの実力を見せつける。
後輩グループも負けてはいない。DOBERMAN INFINITYプロデュースにより誕生した7マイクグループ BALLISTIK BOYZは、「THE NEXT DOOR」と「FIREWORKS」をカバー。PSYCHIC FEVERとともに炎に包まれながらパフォーマンスした「FIREWORKS」は、DOBERMAN INFINITYの前身グループ DOBERMAN INCが手がけた曲であり、原曲ではEXILEの歌メロとDOBERMAN INCのラップの二面性が聴きどころ。それをボーカルとラッパーで構成されるBALLISTIK BOYZが歌唱する姿は、進化し続けるLDHを象徴していた。
静かに闘争心を滲ませるBALLISTIK BOYZのステージから一転、FANTASTICSが爽やかな風を連れて現れる。EXILEとしても活動している世界や佐藤大樹から、未経験でアーティストの世界に飛び込んだシンデレラボーイ 八木勇征まで、多彩な顔ぶれで構成される彼らは、「Each Other’s Way ~旅の途中~」と「Flower Song」に等身大のメッセージを添える。大所帯で魅せるダンスチューンに定評のあるEXILEが持つもう1つの側面、“繊細な歌心”を丁寧に表現しながら、カメラの向こうで心を弾ませる観客と笑顔を繋いだ。
「Lovers Again」のMVに導かれるように始まったバラードブロックでは、EXILE NAOTO、小林直己、岩田剛典がサプライズで登場。EXILE SHOKICHIが奏でるピアノに乗せて、EXILE TAKAHIROとともに「Lovers Again」を披露した。ベンチや電話ボックスといったセットを活かしながら、ドラマティックなダンスを繰り広げる。同じく人気の高いラブバラード「Ti Amo」ではEXILE THE SECONDが加わり、苦しくなるほどの愛の言葉で観客を魅了。EXILE NESMITHが奏でるアコースティックギターの音色も、オリジナルとはひと味違う哀愁の色で楽曲を彩っていた。また、EXILE TAKAHIROと、長年彼のサポートを務めるギタリスト 木島靖夫によるコラボレーションも。「優しい光」や「fallin’」といったミディアムナンバーで美しいハイトーンボイスを響かせる。MCでは静寂に包まれる配信会場に戸惑いながらも、「ご覧になっているみなさん、楽しんでいただけているでしょうか!?……うんうん、大喝采ですね」と、持ち前の明るさで画面越しに“エアコール&レスポンス”を行うEXILE TAKAHIRO。「長い年月の中で、EXILEからたくさんのことを教わりました。これからもEXILEにリスペクトを持って、EXILEの素敵な曲たちを歌い繋いでいきたいなと思います」と言い添えると、彼がセルフカバーするプロジェクト「EXILE RESPECT」の第1弾楽曲「運命のヒト」を生披露。大切な楽曲に19年分の想いを乗せて、情感豊かに歌い上げた。
後半戦は、EXILE TAKAHIRO、EXILE NESMITH、EXILE SHOKICHI、EXILE NAOTO、小林直己、岩田剛典、FANTASTICSによる「I Wish For You」からスタート。EXILE TAKAHIRO、EXILE NESMITH、EXILE SHOKICHIの進行のもと、BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERによる「WON’T BE LONG」、THE RAMPAGEによる「Someday」と名曲が続く。THE RAMPAGEの藤原樹、浦川翔平、岩谷翔吾、BALLISTIK BOYZの砂田将宏、深堀未来といったメンバーたちが、キッズダンサー時代に「Someday」MV(こどもバージョン)に出演していたことを思うと、それはまさにEXILEを目標に掲げて集結した者たちの夢の共演だ。かつて憧れていたEXILEと肩を並べ、笑顔を輝かせる彼らの姿が画面越しにさらなる夢を与えていく。そして「銀河鉄道999」では、Jr.EXILE世代のメンバーが大集合。本編ラストは先輩たちも再び登場し、総勢41人による「Choo Choo TRAIN」で締め括った。
アンコールは、EXILE監修のレモンサワーを片手に「Ki・mi・ni・mu・chu」を披露。メンバーがカメラに向かって乾杯するなど、まるで打ち上げに参加しているような雰囲気に。最後はEXPGに所属するキッズダンサーたちのダンス映像をバックに、EXILEの最新曲「愛のために ~for love, for a child~」を全員でパフォーマンス。言葉を越えた感動と熱気が押し寄せ、多幸感溢れるエンディングとなった。
「最高の時間を過ごせて、本当に幸せでした! これからもLDH一丸となって、皆さんに僕らなりのエンターテインメント、そして幸せをお届けできるように頑張っていきますので、引き続き、温かい応援よろしくお願いします!」
EXILE TAKAHIROの力強い宣言が、『LIVE×ONLINE IMAGINATION PREMIUM LIVE EXILE TRAIN』の終幕を知らせた。
なお、新型コロナウイルスの影響を多大に受け、『LDH PERFECT YEAR 2020』として予定していたライブの多くが中止になったことから、LDHは2021年の新テーマ「RISING SUN TO THE WORLD」を発表。2021年1月1日にはEXILE TRIBEがマキシシングル『RISING SUN TO THE WORLD』をリリースし、その後もライブ開催を予定していることが明らかになった。
“日本を元気に”
どんな時も、その想いを胸に自分たちのエンタテインメントを追究してきたEXILE TRIBE。今回の配信ライブでも、オンライン時代ならではのエンターテインメントを見出したように、彼らはこの先も新たな驚きをもたらしてくれることだろう。
■『LIVE×ONLINE IMAGINATION PREMIUM LIVE EXILE TRAIN』公演概要
配信日時:2020年9月27日(日)夜7時〜
視聴料金:ABEMAコイン3900コイン(料金3900円、決済手数料780円)
配信はこちら
出演者:
EXILE TAKAHIRO
EXILE THE SECOND
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
FANTASTICS from EXILE TRIBE
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
■『LIVE×ONLINE MAGINATION』公演概要
8夜連続独占生配信
配信日時:2020年9月19日(土)~26日(土)
開演時間:全公演/夜8時~
視聴料金:ABEMAコイン3900コイン(料金3900円、決済手数料780円)
『LIVE×ONLINE IMAGINATION』全8公演スケジュール
9月19日(土)/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月22日(火)21時59分
9月20日(日)/BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月23日(水)21時59分
9月21日(月)/EXILE THE SECOND
販売期間:2020年9月1日(火)~9月24日(木)21時59分
9月22日(火)/DOBERMAN INFINITY
販売期間:2020年9月1日(火)~9月25日(金)21時59分
9月23日(水)/GENERATIONS from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月26日(土)21時59分
9月24日(木)/FANTASTICS from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月27日(日)21時59分
9月25日(金)/E-girls、Happiness、スダンナユズユリー
販売期間:2020年9月1日(火)~9月28日(月)21時59分
配信はこちら
9月26日(土)/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月29日(火)21時59分
配信はこちら
※上記概要は予告なく変更する場合あり。
※本配信は全公演1時間半~2時間を予定。当日は生配信につき公演時間は多少増減する場合がございますので、予めご了承ください。
※「ABEMA PPV ONLINE LIVE」のコンテンツは「ABEMAコイン」でチケットを購入後、ご視聴いただけます。「ABEMAコイン」はスマートフォンアプリもしくはPCから購入いただけます。
※本配信は各公演終了後から3日後の夜10時まで見逃し配信いたします。期限を過ぎますと視聴ができなくなりますのでご注意下さい。また、見逃し配信時に初めてご視聴される方は全ての映像をご覧いただくために、各公演終了から3日後の夜8時までのご購入とご視聴開始を推奨いたします。
※本配信は見逃し配信の期限終了まで購入可能です。各公演により購入期間が異なりますのでご注意ください。
※本配信は新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、主催者の判断または会場側の判断のもと配信を中止させていただく場合がございます。公演が中止になった場合に限り「ABEMAコイン」にて返戻いたします。現金/その他決済での返金対応できかねますので予めご了承ください。
※「ABEMA PPV ONLINE LIVE」のコンテンツは一部デバイスではご視聴いただけませんのでご注意ください。スマートフォン/タブレットにおけるモバイルブラウザ・AppleTV・IPTVではご視聴いただけません。各種デバイスの「マイリスト」内に「ペイパービュー」がある場合は、ご視聴いただけるデバイスです。(最新のアプリバージョンにてご確認ください。)
※本配信は一部の国を除き、全世界配信いたします。一部の「ABEMAコイン」をご購入いただけない国では本番組をご視聴いただけません。海外から視聴できるデバイスは、iOS/AndroidアプリとPCブラウザのみとなります。テレビデバイスでご視聴いただくことはできません。
※「ABEMAプレミアム」の方もコンテンツごとのご購入が必要となります。
※その他「ABEMA PPV ONLINE LIVE」についてはこちらをご確認ください。